目線を向けられ、何故自分は見つめられたのかと疑問に思うあなたへ。

 

この記事では、見つめられる事に対する疑問を解消していきます。

 

目は口ほどに物を言うということわざがありますね。

このことわざでも言われている通り、目の動きというのはその人の心理状態をよく表すものなのです。

 

また、目からの情報収集の大きさというのは非常に大きいこともよく知られています。

その割合は、80%とも言われており、見るという行為の重要さがよく分かる訳です。

 

目線の心理学

目線は”警戒”を表している

人の目線を観察することで、相手が自分に警戒心を持っているのか、それとも思っていないのかを見抜くことができます。

 

1、相手が目線を外さない場合。

あなたのことを警戒している可能性が高いといえるでしょう。

 

心に挑発的な感情抱いており、相手に対して何でかの敵意や、相手に対して大きな警戒心を抱いていることが、目線をあなたに釘付けにさせてしまうのです。

 

例えば、道で偶然会った人と会話をしていて、一番最初にあなたがもし危ない不穏な人だと感じられてしまった場合、もれなく目線は釘付けになってしまうでしょう。

 

相手の心の中で、不審で不穏な人物であるという認識がされており、目線を外しているすきに何かが起こるのではないかと不安になってしまっているのです。

 

 

例えば、名前も顔も存じない、第三者と会話をしてる時もこの傾向はよくでますよね。

相手の素性がよくわからない以上、境界しないわけにはいかなくなってくる心理があるので、自然と目線を相手に向けてしまうわけです。

 

2、相手が目線を合わせてくれない

もし相手があなたに目線そのものを向けてくれないなら、相手はあなたのことを必要以上にないがしろにしているか、もしくはあなたのことを嫌いになってしまっているか、話がつまらなくなってしまったので早く切り上げたい、等 と思っている可能性は高いでしょう。

 

相手が目線をこちらに向けないということは、少なくとも警戒心が薄まっている証拠だということはできますね。

ですが、 目線を全く向けてくれないとなると、少々問題が発生します。

 

話を聞くときは、相手の目を見て話すべきだというのは皆さんご存知だと思います。

それを相手が守らない理由というのはおそらくは、あなたのことを疎んじていたりだとか、軽く見ているからではないでしょうか?

 

扱いが雑になっているということなのです、親しき仲にも礼儀ありという考え方がありますから、まず自分の態度に何か問題がなかったか?、そして相手の行動のよからぬ点をどのように指摘してあげるか考えればなりません。

 

 

2つ目のパターンは、あなたのことが嫌いになっているというパターンです。

嫌いだから目を背ける、至極単純なお話ですよね。

 

好きな人と目線を合わせたいとは誰も思いません、相手にこちらを見て欲しくないし、こちらも相手の顔を見たいとは思わないのです。

だから自分の思いや気持ちを態度で著した結果、無視するという行動を取り始めてしまうのです。

 

この場合は、もうその人とは 付き合うのはやめて、別の気が合う仲間ときあうようにしたほうがいいでしょう。

 

 

最後のパターンは、話を早く切り上げたいと思って目線をそらしているというパターンです。

 

目と目を合わせるということは、相手の話に興味がありますよという、自己表現とも言うことができるのです。

なので逆手にとって考えれば、 もうそろそろ話を切り上げたいなと思った時に、 目線をそらすというやり方が有効になるのです。

 

これを意識的に使ったかそれとも無意識かどうかはわかりませんが、 あなたと相手が対等な関係であるにも関わらず、 相手が目線をそらし始めたらもしかして相手はあなたの話に飽きてしまっているのかもしれませんね。

 

お話はそこで終わりにするか、 別の話題を振るようにしましょう。

 

目線で嘘は見抜ける

嘘つきは右上を見る

人間関係において、目を見ることで相手が嘘をついているかそれとも嘘をついていないかを見抜くための簡単なテクニックがあります。

それは相手に質問を飛ばした時に、目線がどの向きで剥いたかを調べることでわかります。

 

心理学の実験によりますと、

視線が左上を向いた場合、相手は経験したことのある風景をイメージしているとされています。

視線が右上を向いた時は、今まで見たことのないイメージを想像・空想しています。

おおよその傾向としてこう言ったデータを取ることができたので。

 

さて、嘘というのは経験したことのない、今まで見たことのないイメージを無理やり働かせなくては嘘にはならないですよね?

起きてない事を言うのが嘘ですから。

 

ですから相手に何か質問を飛ばした際に、右上に目線が飛んでいたとするなら質問内容に対してまだ経験したことのない何かを想像したわけですから、実際に起こったこと、つまり真実ではなく、起きていないこと、つまり嘘をついている可能性が高いという事なのです。

 

例えば、旦那に浮気の疑惑をかけて実際に話を伺ってみたとしましょう。

「あなたは昨日どこに行っていたのですか?」

このように、質問を飛ばしてみて相手が一旦右上を見てから「コンビニに入ってたんだよ」などといったのならば、コンビニに行ったという話を空想して話したということが言えてしまいますので、それが嘘である可能性が高いと言えるわけですね。

 

一方を左上を見て、「会社に行ってたんだよ」と述べていたならば、実際に自分が経験した会社に行っていたという経験を、思い出して話をしているわけなので、嘘ではなく本当の事を言っている可能性が高いということができますね。

 

まばたきは相手の気持ちを正直に映し出す

 瞬きにも嘘をついているかどうかのヒントが出ます。

 

瞬きの回数がやけに多くなった場合、相手は何か後ろめたいという感覚を感じている可能性が高いですね。

嘘は見抜かれたらまずい物である事が大半ですから、緊張感が湧き瞬きが増えるようです。

 

言うまでもないですが後ろめたいということは、おそらくは何か嘘をついている可能性が高いと言い換えることができますね。

 

瞬きというのは自分でコントロールするのは難しいですので、特別な訓練を受けた方でもなければ嘘をついてるかどうかの指標として非常に使い勝手が良いでしょう。

 

本物の詐欺師は、目線を逸らさない。

本物の詐欺師は目線をそらすことがありません、目線をそらさずにいることで相手を騙し続けることが容易になるからです。

 

例えば、目線をそらす人というのは基本的に心の奥底に何かやましい点を持ち合わせていることが、多いということは既に述べさせていただきました。

ただ、これを相手が理解していた場合、自分の本心を見抜かれてしまう可能性があるわけですから、あえて目線を外さないようにしているのです。

 

また、目線を相手に合わせ続けることで相手は目線を外したら申し訳ないなという気分を起こします、 結果詐欺をする人の身振り素振りが注目されにくくなるという効果が発揮されるのです。

 

相手に余計な情報を与えないことで、自分を信じてもらおうと必死なのでしょう。

 

他人から話を聞く文には、なぜこんなことで簡単に人は騙されてしまうのかと、疑問に思うかもしれませんが詐欺活動の裏ではどんな人間も簡単に引っかかってしまうような、詐欺師特有のテクニックが存在していたのです。

 

 

目線を合わせる理由・逸らす理由。

外交的な人物で人の心を理解している

目線を合わせて会話する人は外交的な人物だということができます。

 

人との話を通じて友好関係を築いていこう、 という考え方が根底にあるからこそ目と目を合わせて会話をするようになるのです。

例えば、あなたの身近なところに入る外交的と呼ばれるような人物は、会話の仕方にもその癖が出ると思います。

 

やはり目を見て話すだとか、人と会話するときは相手の話をとぎらないとか、そういう人的な人間関係の築き方をちゃんと実践できていると思うので。

そういう方に見習って、自分達も良い人間関係を築き上げていきたいですね。

 

一歩過ぎれば、支配欲の強い人とも言える。

見られているというのは心理的に非常に強い力を持ってしまいます。

相手に自分が観察されていることが、こちらも見えているっていう状態ですから、ジロジロ見られて安心できる気分にはならないですよね。

 

これを逆手に取れば相手の心をコントロールすることができます。

 

相手の顔をじっと見て自分の思いや主張といったものを述べていくのです。すると相手は顔をじっと見られたことで 、圧倒された気分になるのです。

こうやって話や、交渉を有利な方に持っていくことができるので、交渉等に利用できてしまいます。

 

不安な気持ちから目を合わせる人も居る。

相手に自分を理解して欲しいと強く思っている時、人は目を合わせようとするのです。

 

自分を理解されたい、相手に悪く思われたくないと言った思いが強い人は、不安な気持ちから相手と目を合わせようとするのです。

 

例えば強迫観念的に、「相手に嫌われるのかもしれない」と強く思っていたなら、相手の興味関心を自分に意識をせようと無意識に動いてしまうわけで、そうした時に相手の目を見るという行動をするのです。

 

「こっちはあなたに興味がありますよ。だからあなたも私に興味を示してね」と言わんばかりに…。

 

目を合わせようとしない人

目を合わせようとしない人は、もしかすると強いコンプレックスや何か隠し事のようなものをしていることがあります。

 

相手と目線が合うとなぜか自分の心の中が相手にバレてしまうのではないかという漠然とした不安な心の中をめぐって行きます。

そうでなければ、自分が何かの評価を下されるのではないかという恐怖心が湧いて来るのです。

 

ですから相手が目線をそらし続けてくる場合は、あなたのことを恐れているか、自分を見透かされたくないという思いがある可能性が高いです。

 

また隠し事をしている時も目線合わせないと述べさせていただきましたね。

こちらは、好きな人がいるとその人に目を向けられなくなってしまうだとか、何かよからぬことをした相手に対して、目が向けられなくなってしまうのと似た心理です。

心の奥底にある本音を、相手に聞かれたくないと思って目線をそらすのです。

 

例えば、大好きな人を目の前にした時よく目線をそらしてしまうという話を聞きますよね。

これは自分が大好きな人間に、自分のことをどう思われているか不安でしょうがなく思っていて「もし自分のことが好きでも何でもなかったらどうしよう」と不安になっているから、好きという気持ちを隠してしまうのです。

そしてその隠しこんでいる気持ちを、相手に見透かされたくないから目をそらすのです。

 

男性は女性に見つめらると喜ぶ生き物だった!

男性は女性に見つめられると喜んでしまう生き物です。

 

男にジロジロと見つめられたら女性は割と嫌な気分になりやすいのですが、男性はなぜかじろじろ見られても少なくともあまり不快になりにくい生き物なのです。

上手く行けば、相手にどんどん好意を持つようになっていてしまうのです。

 

男性は比較的、狩猟をして狩りをする生き物ですから 、見られる事に対して別にどうとも感じにくいのかもしれませんね。

 

ところで女性は女性で、なぜ男性のことをジロジロとを見つめるのでしょうか?

 

女性は男性と比べて狩りをする生き物ではなくて、守ってくれる男性を探す生き物だと言えるのです。

ですから、平たく言えば男性を品定めするためにジロジロ見るのです。
相手を観察することで相手の心のうちや、相手の思いといったものを汲み取るとするのです。

 

まとめ

目線から解る心理学、いかがだったでしょうか?

 

男性目線・女性目線、そして、目線を向ける理由や、目線を逸らす理由等を総合的に述べさせていただきました。

 

総括して、目線というのは、対人関係にかかわる様々な心理を読み解くヒントになる事が解りますね。