人によって態度をコロコロ変える人間がいます。

この手の人物は、はたから見ていると心の奥底からイライラ出した感情が湧き出てくるようなタイプの人で怒れてくるかもしれませんね。

 

さて、この記事ではそんな人によって態度をコロコロ変える人の心理について述べていきたいと思います。

参考にしてください。

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物事を勝ち負けで判断している

 

勝ちか負けか?上か下か?

こういった考え方を最優先に考えている人は人によって態度をコロコロ変えやすいです。

目の前の人間が上司であれば丁重に扱うが、部下であれば厳しく当たると言ったことをやってしまうということです。

やはりそこには勝ち負けでものを考える性格が見え隠れしています。

 

勝ち負けでものを考える人は、心が弱いです。だから部下にきつく当たらないと心が不安定になる訳ですし、上司に当たるときは自分の身分や出世のためにへこへこする事になるのです。

従って、こういう考え方を持っている人は自分よりも強い人に強くあたられた時に簡単に折れてしまいやすいです。

 

“条件付きなお付き合い”をしているので、目の前の人が弱そうな人物だったり、うだつが上がらなそうな人物だと強く当たるわけです。

それを他の上司に見られたり小耳に挟んだりされると大抵評価が下がり、出世もままならなくなります。更にはその人についていきたいと思える人もいない傾向があるのでリーダーを務めてもチームが成り立ちません。

上下関係があるのは仕方がないことですが、それで態度をコロコロ変えるのは気分がいいものではありませんね。

 

物事を利害関係だけで捉えている

利益になるor利益にならないかの二択でものを考えている傾向にある人は、人によって態度をコロコロ変えやすいです。

 

お金になる人に対しては優しく接して、どうでもいい人物に対しては厳しく接してしまうのです若しくは適当に接してしまうのです。

 

ただ、利害関係だけで人間関係を取られる人物は短期的には大きな成果を上げる傾向にあります。

しかし長い目で見ると利益をあげられなくなって言ってしまう傾向にもあります。

最初はその冷酷な付き合い方で効率的にお金を稼ぐことができるのですが、だんだんと世間に悪評が広まって行、き最終的に誰も話を聞いてくれなくなってしまうからです。

利害関係は大事です。しかし、最終的に人と人は心で繋がるものだと理解しておかないと長い付き合いは構築できません。

 

 

長い目で見ると足元をすくわれやすい

人によって態度をコロコロ変える人は足元すくわれやすいです。

目の前にいる人物が本当に自分よりも目下の人物であるとは限りません。

 

ちょっとした逸話をお話ししたいと思います。

とある中堅企業の会社では、毎朝トイレ掃除をする50代のおじちゃんがいるようです。

そこの会社に入社しようと思い面接を受けに来た若者たちがそこのトイレを使うのですが、若者がトイレを使った横から綺麗とは言い難い使い方で小便器を使ったそうなのです。

それを見たトイレ掃除のおじちゃんは「せっかく綺麗にしたばかりなのだからもうちょっと綺麗に使って欲しい」と要望を出したところ、悪態を疲れてそのまま出て行ったのです。

が恐ろしいことに、そのトイレ掃除のおじちゃんはそこの会社の「社長兼面接官」だったそうです。

面接の時にトイレで見た顔をもう一度拝むことになり、毎年数名の新入社員の顔を真っ青にさせるとか…。

 

これはあくまで一例にすぎませんが、他人は案外自分のことを見ているものです。

人によって態度をコロコロ変えているようなやり方はどこかから伝わってしまうものですね。

 

短い目で見ればストレスの解消になるかもしれませんしお金にもなるかもしれません。

しかし長い目で見ると必ずどこかで破綻してしまうのが人によって態度を変えてしまう人だということができます。

 

心に余裕がない

 

世の中は厳しい競争にさらされています。

出世しなくてはならないと言う家庭からの圧力があり、成果をあげなくてはならないという会社からの圧力があり、そして自分はまだまだこんなレベルでは止まらないと言うプライドの高さといったものがあります。

こういったものに挟まれて精神的に追い込められている人は、余裕を他人に振り撒いている余裕はありません。

 

なので人によって態度をコロコロ変える傾向が出てしまいます。

自分の出世や、お金になりそうな人に対してはこびへつらい、どうでもいい人に対しては自分の心の不安定さをぶちまけてきつく当たってしまうわけです。

はたからみるとこれが、人によって態度を変える人と見られてしまうわけですね。

 

こういう人物は心が弱いです。

何も戦場のど真ん中で平然としているとかそういうことをするわけではないのですから、少しずつでもいいから心の弱さを克服してどんな状態におかれてもしれっとしていられるような態度を貫ける様になっていきたいものですね。

いかなる状態でも優しく人に接することができる人には魅力があります。

他人に対してはプラスの影響を与えられる人材になっていきたいものですね。

 

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まとめ

人によって態度を変える人の心理についてまとめます。

ですね。

 

リーダーとして考えると部下が付いてこないし、ついていきたいとも思えない人だといえますね。

自分の事で精いっぱいで、自分の利益にならない部分にしれっと泥をぶちまけていくスタイルの人に誰が付いていくのでしょう?

 

あなたの人生の一助になれば幸いです。

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