「学校生活中は集団行動しなくはならない行事が多すぎる…精神的につらい…」
学生生活を送ると言う事と、集団行動は切っても切り離せない要素となっていますから、そのジレンマに苦しんでいる人も数多くいらっしゃいます。
この記事では、そんな人に向けてどんな風に学生生活を切り抜けていけばいいのか?のヒントを提示していますから、参考になさってください。
集団行動が疲れるけど、学校ではそうせざるを得ないなら、まず自己分析
学校生活においては集団行動をせざるを得ないような状況がたくさん出てくると思います。
部活動やら運動会やらと集団でやらなくてはならないような行事がてんこもりですよね。
集団行動がどうしても苦手であれば、まずは一旦自分の事を分析し直してみて何が集団行動を嫌にさせてしまっているのか、理解する必要があります。
特定した嫌な気分になる原因を解決することで、集団行動の苦手さが改善されることでしょう。
例えばですが、集団行動が嫌になる心理として、
- 他人に指図されるのが嫌
- 自分のペースを崩されるのが嫌
- 他人というものに対して根本的に嫌悪感をもってしまっている
- 相手にどう思われているか考えるだけで恐ろしい気分になる
といったものが挙げられるでしょう。
集団行動苦手としてしまう要因が理解できたなら、苦手になってしまうような気分になった時に「いま自分は、こういう苦手意識と戦っているんだ」と思い起こし、自分の思考の向きと意図的に認知・対決する必要があります。
原因が明快かつ思いとどまる意志があれば、 集団行動をやりやすくなってくるはずです。
段取り・効率が他の子に追いつけないなら、準備で差を埋める
集団行動をするということは、周りに自分を合わせるということとほぼ同義です。
自分の行動が足を引っ張ってしまうような状態を何度も作ってしまうと、そのうち集団行動が苦手になってしまうことでしょう。
「私は段取りが悪いしな」
「効率的に仕事ができないせいで足を引っ張ってしまう」
こんなこと思っているあなたへアドバイスがあります。
段取りの悪さや効率の悪さといったものは頭を使うことで、ある程度どうにかなります。
- 作業の開始から終わりまでの一連の流れを事前に覚えておくこと。
- 事前に用意すべきものをちゃんと用意してしまうこと。
これだけで、段取りや、効率は上がります。
他の子が事前の作戦立てや、事前の準備ということをせずに作業をしていたとしても、それは、その子なりに効率よく段取りよく仕事ができるからそうしているだけであって、あなたはあなたなりのやり方で合わせる必要があるのです。
ありとあらゆる仕事が切羽詰まっていて、考える時間や段取りする余裕がないならお話は別ですが、そうでないならその作業が始まる前に徹底的な準備をしておくと良いでしょう。
1匹狼な性格で他人が煩わしいなら、作業の割り振りを変えてもらう
生まれつきな性格というものもありますから、こればかりは仕方がないですね。
自分のペースで事を進めていきたいと考える人だって他にも大勢います。
どんな作業や仕事の中にも1人でやれる仕事というものも幾つか存在しているでしょうから、1人で出来る仕事を割り振ってもらうのはどうでしょうか?
適正というものは誰にしも存在していますから、適材適所に置いてもらえるよう交渉してみるのです。
それと一匹狼な性格であれば、もしかすると「自分で事を進めるのに適した性格」な可能性もあります。
指図されるより、指図したほうがいいと感じるタイプであれば、リーダー的な仕事を割り振ってもらうといいでしょう。
他人の目が気になり集団行動が苦手になったなら、他人は自分を見ていないと早く気づく
回りの人というのは、思っている程にあなたの事を見ていません。
自分の事で手いっぱいな事が多いのです。
なので、このタイプの人は「他人の関心の向けどころに勘違いをしてしまっている」と早い所感づく事が重要です。
あなたが今現在自分の事で精いっぱいになってしまっている事と同じように、相手も自分の事が一番の関心事だったりします。
それだから、別にミスしても思った以上に問題視されないでしょうし、変な事をしでかしても問題視されないものなのです。
自分の行動を一度観察し直して、周囲の目を気にしすぎていないかどうか見直してみてください。
余りにも周囲の目を気にしすぎているなら、それは早々と取りやめる必要性がありますからね。
集団行動の苦手さと仲間はずれにされる怖さのジレンマに悩んでいるなら、自分を変える他ない
自分が変われば他人が変わるという言葉がありますが、それは何処でも言える事なのです。
仲間外れにされるというのは、自分から選んで孤独になりに向かうものではなく、他人の手でそうさせられるものですから、不快ですし嫌ですよね。
これに関しては、少しずつで構わないので自分を集団行動になじませていくことが大事です!
ただ、なじませると言っても混乱を招くと思いますから、具体的な手法にも触れていきますね。
具体的な原因を見定めて、それを改善するという手法を用いるといいです。
「集団行動が苦手」という言い回しは、余りにもアバウト過ぎますから、より具体的な部分に掘り下げて考えてみるのです。
○自分のペースを乱されるのが嫌
○他人の目が気になる
○仲間外れにされるのが恐ろしい
こんな風に、自分の弱点を1個でも見抜こうとしてみるのです。
原因が解ったら、次にやって頂く事があります。
それは、「自分の思い込みは現実の物とは、かけ離れている」という事を認識してもらう事です。
「これは現実ではない。自分の考え込みであり、妄想だったのだ」と冷静に自分を見直せる基準点を設けられれば、毎回のように自分を見返して冷静になれるはずです。
そして、それを何度も繰り返して集団行動になじんでいくうちに、苦手意識はスッと消えています。
やってみてください。
集団行動が苦手と言うより、人付き合いに疲れてしまったなら、”休む”
人間は生き物ですから、肉体にも精神にも限界と言う物があります。
多少の無理は通っても、いずれどこかで砕け散ってしまうものです。
集団行動で疲れたと言っている理由は、あるところまで無理を聞かせて集団行動をとり続けていたからではないでしょうか?
なので、ここは休憩を挟むといいでしょう。先生に相談するか、何かの学芸会や運動会があるならリーダー格の人物に相談をする。
本当にマズい状況なら、休学を申し出てもいいです。
休んで精神的に回復するようにすれば、気持ちも体力も気力も満たされ集団行動で疲れたという気分を跳ね返しやすくなります。
それに、休んで心と体に余裕が生まれれば」、冷静に考え直すという事も可能になっていきます。
まとめ
- 集団行動が苦手な学生へのヒントまとめ。
- 集団行動が疲れるけど、学校ではそうせざるを得ないなら、まず自己分析
- 段取り・効率が他の子に追いつけないなら、準備で差を埋める
- 1匹狼な性格で他人が煩わしいなら、作業の割り振りを変えてもらう
- 他人の目が気になり集団行動が苦手になったなら、他人は自分を見ていないと早く気づく
- 集団行動の苦手さと仲間はずれにされる怖さのジレンマに悩んでいるなら、自分を変える他ない
- 集団行動が苦手と言うより、人付き合いに疲れてしまったなら、”休む”
ですね。
あなたの人生の一助になれば幸いです。