この記事では目線の向きから、その人間が何を考えた時に度の向きを向いていくのか?について、述べていこうかと思います。
右上に視線を移す
右上に視線を飛ばす時、人は想像力を働かせる活動をしています。
具体的に言うと「未経験なものをイメージしようとしている」時に人は右上を見てしまうという事なのです。
例えば、
- 行った事のない場所の話を聞いてどんな場所か想像する。
- やった事のない物事をやっているイメージを膨らませる。
- 起きていない事件・事故を予期する。
- 空を飛んでいるイメージを浮かべる。
と言った、まだ経験の無い物事を思い浮かべる際に、人は右上を見るという事です。
何かを聞いたとき”右上”に視線を移すと言う事は…嘘!?
ところで、「過去の話を聞いてみたら、右上を見た」と言う反応は見られたら、どう判断を下すことが出来るのでしょうか?
上記でも触れた通り、右上を見ている時の人は「未経験な何かをイメージしている事が多い」と解説しましたね。
と言う事は、何かを問いただして右上を見た後に何かを答えたという事は、起きていない何かをイメージしてから回答した(つまり、無かった事をでっちあげていた)と言えるかもしれませんね。
右上を見る事と、嘘の関連はここからきています。
左上に視線を移す
では逆に、左上に目線を移している場合は、どういう心理状態なのでしょうか?
左上に視線がある時というのは、過去の思い出を思い出す時特有の動きなのです。
つまり、
- 昨日食べた飲食店での思い出。
- 1年前仕舞ったストーブの仕舞い場所。
- 駐車場に停めた車の位置
と言ったものをイメージする時に、人は左上を見る傾向にあるという事です。
左上に目線を移しつつ考え込んだとするならば…!?
左上に視線をうつした、と言う事は言っている事は真実の可能性が高いです。
何故なら、上記でも触れた通り「実際に過去にあった何か」を考えているからです。
何か質問を飛ばしてみて、相手が左上を見つつ「う~ん」と考え込んだ時は、本当のことなのかもしれませんね!
右下に視線を移す
続いては右下に視線をうつした時です。
右下に視線を移したとき。
これは、身体感覚をイメージしています。
具体的には、痛み・かゆみ・楽しさ・虚しさ・心地よさと言ったものを想像した時に、視線が右下を向いてしまうという事ですね。
- マッサージは気持ちよかったなぁ…
- あの時の恋い焦がれたなぁ…
- あれほど怒れた瞬間は無かった…!
- 娘が生まれた瞬間どれだけ嬉しかった事か!
と言った感じに、感覚的・感情的なイメージをする際の右下を見る事が増えます。
左下に視線を移す
左下を見ている時は、言語を使って自分と内部で対話しています。
自分の中で、何れかの自問自答が起きているという事ですね。
- あの判断で正しかったのか?
- 彼はあの時なんと言ったかな?
- そういえば彼は1週間前あんな覚え書を残していたな…
- そういえば今日は娘の誕生日か…
と、自問自答をしている可能性が高いと言えますね。
もし会話中、左下を向いたとするなら、深く・深く何かを考え込んでいるのかもしれませんね!
まとめ
それぞれの目線と向きを纏めますと、
右上…想像力を働かせている。
左上…過去を振り返っている。
右下…感性を働かせて何かを考え中
左下…自問自答中
と言えますね。
対人関係のある時は、上を見る傾向が出て、
自問自答する際は、下を見る傾向があるという事も言えそうですね。
…一応言っておきますが、相手と対面になる際は右と左を逆に考えて下さいね!
ここで書いた事は、貴方から見て「右~」「左~」と書いていますので…。