この記事を読みに来たあなたは、もしかすると「面倒くさがりな性格をどうにかしたい…」と考えていませんか?
面倒くさがりな性格は、その根本原因や、その治し方をちゃんと理解すればちゃんと治ります。
原因と治し方をそれぞれ見ていきましょう。
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面倒くさいと感じる原因
自分の意思に反した事をやろうとしている。
人間は、 能動的に何かをしたいと想う生き物です。
ですから他人に何かを押し付けられたりだとか、 何かを強制されたりするとやる気を削がれてしまうのです。
そして、やる気を削がれたことが原因で、面倒くささというものを感じてしまうのです。
例えば自分が、やりたいと思っている趣味を持っていたとしてそれをり取りかかろうとした瞬間、あなたのもとに電話がかかってきたとします。
友人から「一緒にお買い物に行きませんか?」と持ちかけられ、あなたの趣味の時間を奪われてしまった時、あなたの心の中に面倒くさいという思いが湧き出てきてしまうのです。
この場合は、 自分の意思が他人の都合に押しのけられ、思いが潰されたことが原因でしょう。
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完璧主義者
あなたはもしかして、物事を、0か1か、白か黒かで考える癖はありませんか?
これを別の言い方をすると完璧主義者とも言えますね。
この、白か黒かで考える人もしくは完璧主義者の人というのは、1から10まで全てをクリアできないといけない、と言う考えをもっていたり、最初から完璧を求めて行動を取ろうとしてしまいますので、最初の障壁がとても高いものになってしまうのです。
最初の障壁が高ければ高いほど、途中で折れやすくなり達成が困難になります。
そして達成が困難であれば当然、 やる気ももげてしまいますよね。
例えばテスト勉強をする際、全ての教科で100点を取ろうと考えた時に、全ての教科をまんべんなくそして完璧に学ぼうとすると、膨大な時間と膨大な勉強量がどうしても求められてくるわけです。
これはとても手間ですよね、 そして簡単に達成できそうになく感じてしまいますよね。
これがやる気を削いでしまう原因の一つなのです。
1から10まで完璧にクリアしようと最初から思ってしまえば、 なかなか達成感が得られなくなってしまうのです。
ひとつの教科の勉強が終わったとしても、「まだまだやることが多いな」としか思えなくなってしまうので、他の人がそれなりな達成感を得られているような状況にあるにも関わらず、 あなたは嬉しくも楽しくもなんともないような気持ちにさせられてしまいます。
自分の事を信じていない
自分の事を信じていない人はやる気が出ない…いややる気以前の問題を抱えています。
自分は無価値だとか、 自分の存在には意味がないとか、 そういうことを考えてしまう人は何をやっても、うまくいかないとか、だめだとか、そういうふうに自動的に信じてしまっているんです。
だからこの手の人は、面倒くさがりを治すうんぬんかんぬんの前に、まず自分を信じるところから、 自分のことを好きになるところから始め、自信を付けさせるところから始めて行かねばならないのです。
例えば、自分の事を信じていない人というのは、何やってもうまくいかないとか、自分のやることに何の価値もないと信じて生きているんです。
なので何かをしたいという思いがそもそも出てきません。
頭の中を駆け巡るのは、無気力感や脱力感なのです。
この手の人は、面倒くさがりという性格はさておき、まず自分の評価を引き上げるところから始めていくことが先決でしょう。
自分の評価が少しでも上がれば、やりたいこととかやってみたいことが見つかるようになりますから、そこから能動的に物事を達成できるような行動が取れるようになっていくと思うのです。
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人と付き合う事をしていない
人と付き合うということは、他人と親密な人間関係を結ぶということです。
そして、 他人と密接な人間関係を結ぶということは、第三者との人間関係を深く考えるということに直結するわけです。
ですから、人と付き合わなくなってしまうと 他人に配慮すると言ったことをしなくなってしまうため、結果的に人間関係を結ぶのが苦手になり、その苦手意識が人間関係に関わるありとあらゆる物事に対して、面倒くさいという気持ちを起こしてしまうのです。
人付き合いを長いことしないまま人生を送ってきたとしましょう。
この手の人物は、人間関係を結ぶことに心の奥底で抵抗を感じてしまっていますから、新しい人間関係を築こうとはあまり思えなくなってしまっているのです。
ですから、新しい人間関係を 築き上げることに対し面倒くさいという気持ちが沸き起こるのです。
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面倒くさがりの治し方
自主性を取り戻す
自主性を取り戻すことで、面倒くさいという思いからあなたは解放されることでしょう。
他人に押し付けられたり、 自分から何かをしたいという思いがないとき人はやる気が無くなるのですそして面倒くさいと思うのです。
だから、やりたいやってみたいと思えるようなものを見つけられるように自分をコントロールしていく必要があります。
その方法が、自主性を取り戻すことです。
自主性を取り戻すためは、 なぜそれをしなくてはならないのか?自分の人生にどんな価値を提供してくれるのか? といったことを考えて行動する癖をつけていくことが大事になってくるのです。
例えばテスト勉強というものを一つ取って考えてみたのですが、親とか学校の先生に「テストの勉強しなさい」とか「 良い学校を出ないと、将来ダメになってしまうぞ」と言われて勉強するのは、自分の意志も何もへったくれもないですから、 やる気が出ないのです。
なので、やる気を出させる為には、「なぜ自分は勉強しなくてはならないか?」 ということを、当事者本人が考える事が大事なのです。
勉強することで得られる利点とか、 勉強して自分がどうなりたいかとか、そういったことを考えることが、明確な目標化につながり、結果やる気を巻き起こしてくれるような状態を作り出すのです。
細切れな目標を持つ
目標は細切りに、いくつもいくつも用意しておくとよいでしょう。
ちょっとした小さなことを一つクリアすることに、 喜んでもいいのです。
小さな目標を一つ一つクリアすることで、大きな目標が達成されていくわけですから、細切れに喜んだって別に何ら問題はないのです。
細切れな目標を持つことで、一つ一つの作業を細かく分断して考えるということをしていくわけですから、何の作業をすべきなのか、そして、どう作業を進めていくべきなのかと言ったことを、 考える良い機会にもなるでしょう。
結果、見通しの良い目標になりますし、達成目標の絶対数が多くなります。
例えばテスト勉強をすることを例にとって考えましょう。
国語の教科ひとつとっても、漢字の読み書き、現代文、 古文、作文、幅広く様々なものがあります。
ですから、勉強する時はそれが一つ一つをバラバラに細切れに勉強していけばいいのです。
漢字の勉強をする、読み方の勉強をする、 読書して読解力を高める、古文の言い回しを一つ理解する…
こういった感じにひとつの教科をらに分解するのです。
そして、ひとつ勉強が進むごとに自分のことを褒めていきます。
コレが達成できた。アレも達成できた…と。
こうすることでやる気を出しやすくなるのです。
1から10まで全部クリアしてやっと自分を認めるのようなことをすると、 途中でやる気が削がれてしまうのですが、小さな目標立てそれをそれを一つずつクリアすることに自分を褒め称えてあげた方が、やる気を継続させやすいです。
「どうせ後からやる気は付いてくる」ので、やるだけやってみる。
面倒くさがりな人にいいお知らせがあります、面倒くさいという気持ちは物事の作業のはじめにしか存在しないのです。
どんな作業であっても、やり始めてしばらく時間が経ってくると面倒くさいという気持ちがだんだんとうせて行きます。
最終的には何も考えず無心に作業に取り掛かることができるのです。
「面倒くさい」の原因は感情にあります。
思っている以上に、感情は大きな影響力を持っています。
やる気がないとか、怒れるとか、嬉しいとかそういう気分というのは、 事実に比例しているのではなくて、ちょっとした感情の起伏が何倍にも膨れ上がって表現されてしまうのです。
だから本来、面倒くさいとかなんとも思えないような物事が、とても面倒くさいと感じてしまうのです。
自分のことを好きになるところから始めてみる
もしあなたが、「どうせ自分なんて」とか、「自分なんかにはもったいない」という考え方を良くするようでしたら、考え方の根底部分にテコ入れをしていく必要があります。
まず自分のことを好きになる、自分には価値があると信じるところからスタートするのです。
やる気の根源は自信です。
自信がなくてはやる気が湧いてこないのです。
上記でも触れましたが、まず物事を細切れに考え小さな目標を何度も何度もクリアするというところから始めてみてはいかがでしょうか。
例えば、皿洗いができたとか、トイレを掃除したとか、自分が作ろうと思った料理を作ったとか、そんな当たり前なことでも構いません。
そのあたりまえを組み合わせて行った結果、一人で生活ができたとか、家族を食わせたとか、そういうふうに大きな結果に話をつなげることも可能ですよね。
そうやって徐々に徐々に目標をクリアしていくことで、自信を身につけていくのです。
自信を身につけたら、もう面倒くさいという思いがあまり湧かないと思います。
なぜなら能動的に何かやってみたいという気持ちが、心の奥底から湧き出てくるからです。
他人との比較をやめる
やる気がもげて言ってしまう原因の一つは、他人と自分を比較してしまうことです。
人間は比較の生き物ですので、自分より優秀な人間だとか、あるいは、自分より無能そうな人間を見つけて勝手に比較をしてしまうのです。
この比較の癖は厄介で、他人を平然と傷つけてしまったりあるいは、自分の自信を奪い立ったりしてしまうのです。
もちろん、良い方に使えば、優秀な人間の行動や思考を自分に取り入れるために比較するといった使い方もできます。
ですが意識しなければ、たいてい自分か他人を傷つけることに比較を使ってしまうのです。
ですから、他人と自分を比較する癖があるんだと、勘づくことが大事です。
「あっ、なんか比較しちゃってるな」と毎回毎回冷静になって思い返しことができれば、勝手に比較して自分を不幸にしてしまうとしていたということに気づけるはずなのです。
すると感情に流されていることに対して馬鹿馬鹿しいという思いが湧き出てくるから、結果的に心の重さが取り払われるのです。
こうすることで、優秀なあの人が目の前にいたとしても、勝手に比較する人間特有のくせにちゃんと気づいていることで、自分とその人を比較して自分のやる気を削ぎ落とされないようにすることができます。
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やる気がない人と一緒にいる
やる気がない人というのは、そのやる気がない独特な空気を他人にお裾分けしてしまいます。なかなかいやなお裾分けですね。
なので、周りの人間がやる気も気力も何もないという人であれば、あなたのやる気や気力も当然のごとく削り取られていてしまうのです。
人間は似た人と付き合います、自分と同じ波長自分と同じ考えを持った人と一緒にいるのが心地よいからです。
彼にその人と一緒にいて心地よくなかった場合は、その二人は離れていくか、もしくは片側がもう片方に合わせるということになってくるのです。
もしやる気が出ないと口癖のように言っているような人が近くにいるなら、もしくは、他人のモチベーションを下げるのが好きな人が近くにいるなら、そういう人がいる場所や空間から離れてみてはいかがでしょうか?
環境を整えることも、やる気を出す方法の一つなのです。
目的を明確にする/やらないとどうなるか明確にする
目標を明確にしなぜ自分がそれをしなくてはならないのか改めて明確化し、面倒くさいという気持ちから達成しようという気持ちに心をコントロールするということが可能です。
そしてやらないとどうなるかを明確化することで、やらなかった結果、自分が受けるであろう仕打ちとか末路とかそういうものが想像できるようになり、回避したいという気持ちが働いて体が動くようになるのです。
具体的に見ていきましょう、例えばダイエットをするという目標を立てた時、その目標を達成した時を具体的に明確にイメージすることができていれば、痩せてスタイリッシュな体になった自分を目指して、努力をすることができるようになるはずです。
一方目標をちゃんと設定していなかった場合は、痩せてスタイリッシュになった自分とかそういったものがあまりイメージできないため、何のために努力をしているのかよくわからない”ふわふわした状態”になるのです。
ふわふわした意識からは、ふわふわしたようなやる気しか出てきませんよね。
2つ目のやらないとどうなるかを明確化するという考え方は、非常に強力です。
人間は快感を得るための行動よりも、痛みを回避するための行動の方が威力が大きいのです。
なのでダイエットで例えると、「痩せることができなかった場合自分がどんな末路を辿ってしまうのか…」と言ったことを想像すればいいということなのです。
相変わらずだらしない体、 またしても目標達成できずにくじける私、お金もドブに捨ててしまったという気持ち・…
こういう屈辱的な気分が目標達成できなかった場合待っているぞと、事前に気づくことができれば、「こうなってたまるものか」「こうなってはいけない」という気持ちが沸き起こってきて、結果的に行動できるようになっていくのです。
他人を巻き込む
信頼できる第三者に「僕は○○を達成します」と宣言するのはどうでしょうか?
失敗した場合、その人からの信頼を失ってしまったり、あるいは頑張れない人とか、そんな風な評価を下されてしまうかもしれません。
人間は、嫌だと思える物事から避けたいもしくは、回避したいと思う生き物ですから、他人を巻き込んでしまうことではんば強制的に、達成せざるを得ないような環境を作れてしまうということなのです。
例えば、何かのお仕事をあなたが受け持っていたとしてその仕事を達成できるかどうか不明であったとしましょう。
そうした時に第三者を巻き込んで自分がこれを達成できると、宣言してしまうのです。
そうすることで、「その人間からの信頼を失うか」「成功するか」も、二択になるはずです。
もし他人を巻き込まなかった場合、失敗の損失が自分の中だけで完結することが多くなりますから、 失敗に慣れている場合、面倒くさいという思いが優先され動かなくなってしまうことは多々あります。
ただ、これはある意味、自分との約束を破り続けるということになってしまうので、更なる自信喪失にもつながりますね。
自分なりの「やる気スイッチ」を見つける
例えば音楽を聴く、例えば誰かと会話をする、お気に入りの本を読む、どういったものでも構いませんから、気分が良くなる、何かをやりたくなる、そういうものをワンクッション挟んでから、作業に取り掛かってみたいかがでしょう。
これは勢いに便乗するというやり方です。
やる気がないなら、やる気が出るような環境を事前に整えて作業に取り掛かることで勢いに乗ってそのまま作業ができるということです。
「面倒くさい」「やる気がない」といった気持ちに、「気づくこと」
感情面の問題はとても簡単なテクニックで、解決に話を持っていくことが可能です。
それは、面倒くさいとか、やる気がないと言った気持ちに、ちゃんと気がつくということです。
気づいてさえしまえば、あなたの中でやる気がない気分にコントロールされているという事に感づくことができます。
すると、やる気がないという気分にコントロールされていることに対して馬鹿馬鹿しく感じるようになると思うのです。
そして、そう感じることができれば、面倒くさいという思いそのものが心の中で”取り下げられます”そうして、心の中の重しが取れますので簡単に作業の第一歩を踏み出すことができるようになっていくのです。
覚えておいてほしいのですが、人間は感情というものに強く左右させられている生き物なのです。
たった1のことを10にも20にも増幅して、表現してくるのが感情です。
嘘つきではないのですが、あまりにも極端すぎるのです。
これにコントロールされて、一喜一憂してしまうというのはあまり得策ではないですよね。
予備知識として、人間は感情に強く振り回されるということ、そして感情は小さなことを大事のように取り扱い人の心を強く揺さぶるということを、頭の片隅に置いておけば、やる気がないということも本当は何の理由もなく、どうでもいいような事でやる気を失うんだと、理解することができます。
あなたはきっと、こう思うはずです。
感情に流されるのは、ばかばかしいな、と。
まとめ
人付き合いが面倒くさくなってしまう原因と、その解決法を述べさせていただきました。
まとめると、
- 自分の意思に反した事をやろうとしている。
- 完璧主義者
- 自分の事を信じていない
- 人と付き合う事をしていない
といった原因があり、
- 自主性を取り戻す
- 細切れな目標を持つ
- 「どうせ後からやる気は付いてくる」ので、やるだけやってみる。
- 自分のことを好きになるところから始めてみる
- 他人との比較をやめる
- やる気がない人と一緒にいる
- 目的を明確にする/やらないとどうなるか明確にする
- 他人を巻き込む
- 自分なりの「やる気スイッチ」を見つける
- 「面倒くさい」「やる気がない」といった気持ちに、「気づくこと」
といった解決作があると述べさせていただきました。
面倒くさいの原因を解明し、やる気に満ち満ちて行動を取る事が出来ればあなたの人生がもっと流動的に、活発になりますから、是非参考にしてみてください。
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