目立ちたがり屋な性格の持ち主が近くにいませんか?
目立ちたがり屋に振り回されただとか、目立ちたがり屋の人の行動が不自然だと感じている人へ、目立ちたがり屋さんがどんな心理を持っているのか、解説していこうかと思います。
目立ちたがり屋の心理と特徴
まず最初に、目立ちたがり屋の心理についてです。
代表的な物を挙げていきましょう。
自分を見てもらいたいという思いが強い。
目立ちたがり屋の人は、自分を見てもらいたいという思いが比較的強い傾向にあります。
自分に愛を・目線を・意識を集中する事で、気分よくなりたいという思いがある為、そういう行動を取ってしまうという事なのです。
別な言い方をすれば、「注目を受け続けないと不安な気分になってしまう精神状態」とも言い換える事が可能です。
自分に自信が無い。
目立ちたがりな人の特徴の1つは、自分に自信が無いという事ではないでしょうか?
自分に自信が形成されていれば、そもそも不必要に自分を目立たせる必要性は無いです。
活躍をしたら目立っていた、と言うのが自然です。
ですが彼らは、自分を無理に目立たせようと躍起になってしまいます。
原理は簡単、自分に自信が無いからです。
自身が無いから目立つことで自分の自信の無さを隠そうと考えてしまっているのです。
条件付きな人間関係を構築してしまう事も…!
目立ちたがりな性質の持ち主が、目立とうと考えて何か行動を取った際に、自分が思い描いた通りに動かないと、急に攻撃的になったりします。
その目立ちたがりな性質は、自分を評価してもらう為の必死の行動である事が多く、その評価を得る為の努力が裏切られたと感じた為、そういう行動を取ってしまうのです。
ある意味、恐怖心から出た行動とも言い換える事が可能でしょう。
つまらない人と思われる。
目立ちたがりな人は、時に”つまらない人”だと評価を下される事があります。
目立つ事で不安な気分を解消したい!と考えていたり、目立たないといけない!と焦燥感に駆られてしまっている状況で、仮に目立ったとしましょう。
この手の状況に置かれた人は、目立ったとしても”肝心要の中身”がありません。
発言の時に目立ち、会話の時に目立ち、宴会の時に目立つまでは良いのですが、何かを提供する為に目立った訳ではなく、目立ちたいが為に目立った訳ですから、提供できるものがそもそもないのです。
ともなれば、目立った後に何も出来ずに、しらけさせてしまうかもしれませんよね。
これが、目立ちたがりな性質が逆に、場をつらなくしてしまうパターンの1つです。
ただし、逆に言えば他人を思ったうえでの”目立ちたがり”であればOKです。
目立った際に、何かを提供しよう!
という思考を持ち、何か特技を身に付ける、歌唱力を挙げる、会話力を上げると言った努力を挟み込めば、目立って、更に人に喜ばれます。
目立ちたがり屋は治す…いや、方向性を変えるべき。
目立ちたがりな性格は、治す…と言うよりも、目立ちたがりな性質を別方向と傾けて有用なものにしてしまってはいかがでしょうか?
目立ちたがりな性格を治したい!とお考えの人は、その性格が元になって何かをしでかしてしまったから悩んでいるんだと思います。
でもちょっと待ってください。
良い性格や、悪い性格っていうのは無いのではありませんか?
目立ちたがりな性格は、逆手にとって考えれば場の盛り立て役、司会進行役と相性がいいとも言えます。
テレビ番組でも、宴会でも、会議でも、司会進行役や、盛り立て役が存在していなかったらそもそも話が進みようがありませんよね?
だから、その目立ちたがりな性格を逆手にとってその路線で有用な活躍が出来るように路線変更をするのです。
例えば、宴会なら、店員さんとのやりとり、宴会芸の諸準備やその司会進行等を務める事が出来るはずです。
要するに、その目立ちたがりな性格が「誰かの為に立てば良い」と言う事なのです。
まとめ
纏めますと、
- 自分を見てもらいたいという思いが強い。
- 自分に自信が無い。
- 条件付きな人間関係を構築してしまう事も…!
- つまらない人と思われる。
という特徴・心理だと言えますね。
また、
目立ちたがり屋は治すより、方向性を変えるべきだとも述べさせていただきました。
僕の周辺にも目立ちたがり屋さんが居ますが、別に悪影響を出している人ではないです。
その方は、才能を発揮して”目立つ仕事”に従事して活躍されています。
目立ちたがりな性質でもなんでも、使い様だという事ですね。