職場で、学校で、隣家で、競争心が強い人というのは何処にでも一定数存在しています。

例えば、

  • テストの点
  • 営業成績
  • 身に付けている服装・宝飾品の値段

と、種類は多岐にわたります。

 

一体どうして、競争が巻き起こって来るのでしょうか?その理由を述べていきたいとおもいます。

 

競争心が強い人の心理とは?

まず最初に、競争心が強い人の心理から解説していきます。

 

非常にアグレッシブで、目標達成への意欲や活力が高い。

競争心が強い人は、アグレッシブで、目標達成への意欲や活力が高いという特徴があります。

 

会社にて出世の為の競争が始まるとなると、真っ先に張り切るのがこのタイプの特徴。

例えば、営業をするという話になった時は、活動的に営業の仕事に励み、ライバルに負けないよう努力をし、成績を上げても手を緩める事無く、ひたすら上へ上へと上り詰めていくことでしょう。

 

心臓疾患になりやすい。

競争心に溢れるタイプの人は、心臓疾患になりやすいという特徴も持ち合わせています。

 

毎日毎日、ライバルの事を意識し、戦いを続けています。

 

例えば営業。

 

営業職として、仕事をする上でライバルが現れます。そのライバルと成績上位を争う戦いを延々と繰り広げたとしましょう。

「アイツ、今月はどれだけ売ったのかな?」

「今月の成績で負けたらどうしよう…」

「どうにかして、もっと成績をあげなくては…」

と、思考がライバルとの対決に振り切られてしまっています。

 

これが祟ってか、競争心が強い人は、通常の2倍もの確率で心臓病にかかるようです。

 

短気でイライラしがち

競争心が強い人は、短気でイライラしやすい傾向にあります。

 

他人の評価が気になってしょうがないといから、それと自分の成績との兼ね合いが非常に気がかりになって、イライラになっていくのです。

 

同期の社員が自分を差し置いて、昇進していったとしましょう。

そうなると、競争心が強い人は自分と先に昇進した友人を比較してしまいます。

そして、大抵は自分の事を攻め始めてしまいます。

「何故、俺が負けたのか…」

「アイツに負けるなんて悔しい」

と。

 

結果的に、それがストレスとなっていき、それがイライラに繋がっていってしまうのです。

この手の方は、割とイライラしている事が多いのです。

 

家庭内では”問題のある人物”となる事が多い。

競争心が強い…と言う事自体に問題はありません。

ライバルとの闘いを通じて、何れかの成長が得られますし、戦いに勝つことが出来れば大抵は何れかの形で”お金”が手に入るからです。

 

ただし、家庭内にこの”競争心”を持ちかった時に問題を起こす事があります。

 

競争心が強い人は、自信家の傾向もまた持ち合わせています。

ですから、自分の意見が正しい、自分のやり方が正しい。と、強く思う傾向があります。

 

なので、奥さんや子供に自分の価値観、やり方を強く押し付ける行動にも繋がってきてしまいます。

 

あまり適正と言う物を考えずに押し付けられたのなら、子供にとってはいい気はしないですよね。

 

競争心が強い事は悪い事?

では、競争心を持つことは悪い事なのでしょうか?

 

僕は、競争心その物に問題は無いと考えています。

競争心を持つことで得られる利点は、活力の高さが得られ、ライバルとの競争の結果成長が得られて、何かの目指すライバルができやすくなる事により生き生きとした生活を送りやすくなる事だと考えています。

 

一方、競争心が強い事の悪い点は、自身の健康を損ねやすくなることと、相手に価値観を押し付けた際に人間関係にひびを入れてしまうなんて事も起きうるという事です。

 

良い点と悪い点が表裏一体に存在しています。

なので、悪い点が出ないように、対策を練る事が大事になりますね。

 

具体的には、

相手の価値観ややり方を考えて、”相手に自分を合わせる余地”を作る事。

そして、”仕事や競争を一切忘れられる瞬間を設ける事”で、自分の心を定期的に休める事です。

 

競争心が強いという事はそれだけ何事に際しても能動的に攻めていく性質があるという事です。その積極性は持ち続けるといいでしょう。

 

 

競争心が強い事が悪い事なのでは無くて、競争心がある事特有の、悪い点も存在しているというお話でした。

 

 

まとめ

競争心が強い人の特徴や心理は、

  • 非常にアグレッシブで、目標達成への意欲や活力が高い。
  • 心臓疾患になりやすい。
  •  短気でイライラしがち
  •  家庭内では”問題のある人物”となる事が多い。

ですね。

 

競争社会を生きるのに最適な適正であると同時に、人間関係に何れかの問題を産む事も考えられる性格だと言えます。

 

良い点を利用しつつも、悪い点を噴出させないような工夫が大事になりますね。