時間というのは、全ての人間に平等に24時間の割り振りがされていますね。

その24時間を仕事においてどのように生かしていけばよいのか、その具体的な時間管理術をお教えします。

 

1、やるべき仕事を全て洗い出す。

 

まず初手にやるべき事は、やるべき仕事を全て洗い出す事ですね。

 

自分がやるべき作業、仕事は何なのかを徹底的に抜き出していきましょう。

例えば、勉強をするにあたってやるべき事をすべて抜き出すなら、

 

ノートを出す、鉛筆を用意する、椅子に座る、国語を勉強する、理科を勉強する、歴史を勉強する。etc,,,

 

と言った事を抜き出せますね。

 

最初は具体的に、「最初に何をする次に何をする。」とイメージして、それを一度紙などに書き留めるといいです。

次にそれを徹底的に分解して、最小単位の作業におとし込んでいきます。

 

この抜き出し作業でやる事をちゃんと全て抜き出さないと、後の作業に支障がでますのでちゃんと抜き出すといいでしょう。

例えば、地理のテストがあるのに地理の勉強をする作業が抜けているとマズいですからね。

 

これをやっていただきますと、やるべき事が凄く単純で解りやすくなります。

 

“勉強をする”とか、”何かの事業を完成させる”という作業には時間と複雑な手順がかかってしまいます。

 

でも、それらを限界まで細分化して、「ノートを開く」とか、「経理部の○○さんと会話」する、と言った作業にすれば、簡単に出来る作業に出来てしまいます。

その簡単な作業を10、20と積み上げていけば、大きな物事が完成するという訳です。

 

【スポンサーリンク】


2、時間を決める。

 

作業を終わらせる期限と言うものを、事前に用意しておくとより良いですね。

 

パーキンソンの法則という物があり

「仕事は、完成のために与えられた時間を使い果たすまで膨張する」

という言葉があります。

 

なので、事前に時間を決めないと、どこまでも作業時間が伸びていくと言う事になってしまいがちです。

 

ですから、例えばタイマーを使うのは有効打になりますね。

 

30分なら30分で、タイマーを動かし続ければ、何となく作業の時間配分が解るようになります。

「遅れ気味だな」とか「今日は調子がいいな」といった感じに、自分の作業を客観的に見る事が出来るようになります。

 

ちなみに僕も、この記事を書く際にタイマーを動かしつつ記事を書いています。

1段落ごとに、大よそどれだけの時間が使われているのか解って便利です。

 

他には、絶対に仕事を終えないといけない要件等を用意するのも手ですね。

「子供の出迎え」でしたり、「重要な会社との取引」でしたり「嫁や息子娘の誕生日パーティー」等がこれに該当します。

 

“せかされてしまう何か”でしたり、「絶対に仕事を終えないとマズい!」と、いきんでしまう物事が将来に控えていれば、自然と効率的に体が動いてくれるはずです。

 

 

3、重要な部分にフォーカスする。

 

「1、やるべき仕事を全て洗い出す」で抜き出したやるべき仕事一覧を、具体的な作業内容に落とし込んでいきましょう。

 

上記の内容の中で余分なものをそぎ落とし、本当に必要な部分にフォーカスしていけばいいのです。

 

あらゆる行動というのは「緊急性」「重要性」の振り分けが可能になっています。

 

なので、自分の作業の中から「重要ではないもの」を取り除いていきます。

例えば、窓を拭く。商店街でぶらぶらする。飲み会に参加する。

こういったものは、重要とは言えないと思います。

※環境や人間関係に投資する目的があるなら話は別ですが…。

 

次に、緊急性があり、重要なものに時間を取られ過ぎないようにします。

 

緊急性があり、重要なものと聞くとこれが一番大切なものに聞こえるかもしれませんが、そんな事は無いです。

 

”突然の取引先からの電話”、”商品のトラブル”、”事故”等がこれに該当します。

緊急的にやらねばならないですが、長期的に仕事や事業を発展に寄与してはいませんよね。

 

勉強でいうと、明日の地理のテストの為の勉強、明日提出のプリント等です。

これらは明日の為の行動であり、来年、再来年の受験にあまりいい影響を与えてはくれません。

 

そして最後に、緊急ではないけれども重要な物事にエネルギーを注ぐ時間を増やしていきます。

 

人間関係の構築、準備や計画、長期的計画に基づいた勉強、等がこれに該当しています。

 

一番大事な所であり、一番注力すべき部分は本当の所はここなのです。

 

【スポンサーリンク】


まとめ

 

・やるべき仕事を全て洗い出す。

・時間を決める。

・重要な部分にフォーカスする。

 

ですね。

 

あなたの人生の一助になれば幸いです!

【スポンサーリンク】