感情的な気持ちにならず、常に冷静で、相手の気持ちが理解できている人を見かけると人は「器が大きい人だなぁ」と感じてしまうものです。

 

そんな器が大きい人の特徴を、幾つかの項目に纏めました!

 

おおらかな性格

器が大きい人はおおらかな性格であることが多いですね。

小さなことや細かいことをあまり気にしないということができるわけですね。

 

例えば相手が犯したミスが発覚したとして、それが致命的に大きなミスでもなければ大目に見てあげられることができるのは器が大きい人の特徴です。

 

ミスをしてしまった人はその温かい器の大きい対応にホッとしますし、そういう対応をしている器の大きい人物も自分の心に変なストレスを溜めずに積んだりするので双方に得のある性格ということはできますね。

 

他人の評価に心が左右されない

器が大きい人は他人の評価に左右されにくい心の持ち主です。

小さいことにくよくよしてしまったりだとか、相手の評価で一喜一憂して気分が乱高下している姿を見られては器が大きいとは感じられませんからね。

 

また器が大きい人は、自分に絶対の自信があるということもできますね。

自分に絶対の自信があるから他人の評価で自分の気持ちが上下しなくなるのです。

 

自分の非をちゃんと認められる

事業でも企画でも何か失敗をしてしまった時にちゃんと自分の非を認められる人は、器が大きいと感じられますよね。

逆に何か事業や企画で失敗をしてしまった時にどこかの誰かの責任であると声を大にしている人がいると、なんだかみみっちい感じがしますし、小物な感じがします。

 

感情に流されて一喜一憂し、他人の気持ちを激しくかき乱す人に敬意は集まりません。

 

 

tips:言い訳の達人

そして面白いことに自分の非を認めることができない人というのは、 喋るのが上手く言い訳の達人だったりします。

言い訳の達人なので、世間一般でよく言われる要領のいい生き方をすることができるのです。

 

ただし寿命が長くありません。

 

どこかで嘘で塗り固めたお話が崩れてしまう瞬間が訪れます。

「なんだかあの人の言うこと嘘っぽいな」

とか、

「言っているとことがどこか矛盾しているな」

と、見抜かれてしまうものです。

 

結果的に自分の非をちゃんと認められる人というのは長い目で見て信頼のおける人物になる可能性が高いんだと思います。

 

 

他人の価値観を理解する力が強い

人間は十人十色という言葉がある通り価値観もいろんなものがありますよね。

器が広い人は、どんな価値観の人間が目の前に現れてもまずはそれを受け入れる心の余裕があるものです。

 

例えばお金の使い方で価値観が大きく違っていたとしましょう。

貯蓄すべきだという考え方を持っていたとして、相手の人間が貯蓄をするよりも投資したり旅行に出かけたり経験にお金をどんどんつぎ込んで行くべきだと考えていたとしましょう。

 

器が広い人というのはそういう幅広い考え方にも対応する心の余裕や、知識の広さを兼ね揃えています。

ですから自分とは違う信念を持って生きている人の、考えていることや思考回路がどことなく掴むことができているのです。

 

だから、「それは違う!」とまくしたてません。

まずは「なるほど」と言って受け止めます。

 

これらのことから器が大きい人の特徴の一つとして、知識の幅が広いともいうことができますね。

 

感情のコントロールができる

器が大きい人は自分の感情のコントロールができている傾向にありますね。

 

例えばマナーが悪い人を見かけると、人はそのマナーの悪い行動に対して怒りとか憤りとかそういう感情を抱くようになります。

かと思えば他人に対して親切にしている人を見かけると和やかな気分になったりもします。

 

人間というのは、優しさには優しさ厳しさには厳しさで返答をしてしまうと言う癖があります。

要するに環境に流されるのが人間の性質の一つであるということです。

 

ところで器の大きい人物はどうでしょうか?

基本的に人に流されて気分が左右されるということが起こらないような人が器の大きい人の特徴なのです。

 

なので無礼な人間が目の前にいたとしてもそれで気分を害して、自分も無礼を働くなんてことをすることはありません。

すごくおべっかが上手い人が目の前に現れても、気分を良くして口車に乗せられるなんてことも起こりません。

 

この圧倒的な安定感が器が大きいと感じさせるのです。

 

誰に対しても平等

器が大きい人が誰に対しても平等に接します。

人によって態度をコロコロを大きく変えたりしないということですね。

 

器が大きい人は、自分に自信がありますし相手に対しての配慮する余裕が余り、丁重に・丁寧に接するようになります。

なので自分を大きく見せるために自分よりも弱そうな人を見つけて攻撃したりとか、自分よりも強そうな人を見つけたらヘコヘコしてしまったりとかそういうことをする必要がないのです。

 

また第三者に配慮する心の余裕がありますので、上司でも部下でも弱者でも強者であっても、分け隔てなく相手の気持ちを考えた喋り方や触れ合い方をします。

 

この安定感が器が大きいと感じさせる要素の一つになってくれるわけです。

まとめ

 

おおらかな性格

他人の評価に心が左右されない

自分の非をちゃんと認められる

他人の価値観を理解する力が強い

感情のコントロールができる

誰に対しても平等