末っ子長女の特徴とは、端的にいえば「わがままなお姫様」「観察眼は確か」であると言えます。
ではどうしてそのように言えるのか?
末っ子長女の特徴について、詳しく述べていこうかと思います。
末っ子長女の特徴・あるあるとは?
末っ子長女はわがまま
末っ子は、親の教育慣れが原因で、わがままな振る舞いをしやすいです。
親は親で長男や次男を育成した経験をすでに持ち合わせていますから、育児のノウハウを既にいくらかもちあわせているのです。
なので、子育てをするに当たり要領がいい教育を子供に施す事になる訳です。
結果、子供も子供で親が余計な手入れをしない、自由さのある教育を施しますので、しばしばわがままに育つようになるのです。
また、唯一の女の子という事で、丁寧に丁重に育てられる事にも直結します。
まるでお嬢様を育てるかのような教育路線を取りますから、結果的にわがままさを誘発するという事になるのです。
自分の要望を通しやすい、そして、特別に丁重な扱い、こういった要素がわがままさを引き立たせると言えますね。
無責任
末っ子の長女と言わず、これは末っ子によくみられる話なのですが、自分で責任を負わない、いわば無責任な子供が育つ事が、多々あります。
末っ子として生まれた訳ですから、教育係りに長男・次男と言った子供が当たる事になります。
そして、そんな環境下で何か問題ごとが起きると、末っ子の起こした問題の責任をしばしば長男・次男が取る事になるのです。
長女は保護される存在。そして、上のお兄ちゃん達はそれを支える存在となる訳ですね。
また、保護者も保護者で、一番末っ子の長女は初めての女の子である事も相まって、大事に、負担無きように育てる傾向が出ますから、結果的に責任を強く負わせるような育て方はしなくなるのです。
末っ子長女が全員無責任ではありません。
ですが、環境的に責任感を持ちにくくなる教育をしやすい事が解るかと思います。
“なにくそ精神”が弱い
守られる教育を受け、比較的過保護に育つ事の多いのが末っ子長女。
その結果、なにくそ精神で立ち向かう心が比較的強くならない傾向があります。
上の兄弟たちは、男であるのが起因してか、競争をする、戦うと言った事をしばしば繰り広げるのですが、末っ子長女は例外的で、そういった戦いの場とは無縁な環境で育つ事になります。
戦うよりも、分け与えられ、優先して守られる環境に置かれ続ける事が多いですので、なにくそ精神は比較的育ちにくい傾向が出るのです。
ただし、逆に言えば人に優しく、戦いをするよりも弱者の味方になる性質の持ち主とも言えますが、同時に逆境やくやしさをバネにするのが苦手な人だとも言えますね。
戦う人と言うよりも、協調性を大事にする人として活路を見出す事で、末っ子長女は活躍できると言えますね。
騙されやすい
お兄さん達や、ご両親に絶対の信用を置いて育つ事が多いのがこの、末っ子長女の特徴です。
しかし、この無条件な信用を持つ傾向が悪く出る事があるのです。
騙されやすいという事でしょう。
何か疑って掛かるという事をするのではなく、相手の話を”額面通り”に、疑い無く直球で受け止める傾向が出るので、悪い意図を持った人に目を付けられると痛い目を見る可能性が上がってしまうのです。
余りに過ぎたる”お姫様教育”は、騙されやすさを誘発すると言えます。
要領が良い
上の兄弟の様子を見て、見様見真似で育つのが末っ子長女です。
なので、積み木をするでも、勉強をするでも、おねだりするでもなんでも、まず見て真似る事・参考を見つける事が上手になりますので、要領が良くなります。
上の兄弟たちが、何か口喧嘩をしているときに口喧嘩に勝つ方法を、その上の兄弟から見出す事を得意としているのです。
子供は誰でも親を参考に育ちますが、末っ子は親のみならず長男・次男の様子を見て育ちますから、”参考資料”が多いのです。
その参考資料の多さが、より要領の良いやり方・考え方を見出す良い参考となって来るのです。
末っ子長女は、上の兄弟と親双方を参考に、良い所どりをして育つのです。
甘えん坊
末っ子としてやっと女の子が生まれた家庭では、末っ子は甘えん坊になる事が多いのではないでしょうか?
何せ末っ子は、女の子。
上には男ばかりの兄弟達はこぞって末っ子長女を大事に扱うでしょう。
ゲームでも手加減を入れますし、食事の時も末っ子長女が欲しいと言ってきたものを、分け与えてしまうのです。
弟ならしなかった例外的な丁寧さが長女にはいきわたります。
そして、ご両親も初めての女の子と言う事で丁重に、優しく長女を可愛がります。
女の子をどう育てたらいいのか解らないという混乱もあり、色々と手厚く子育てが進む事でしょう。
かくして、末っ子は甘えん坊に育つのです。
観察眼は確か
末っ子は上の兄弟の様子を見て育ちます。
なので、物事を見て観察をする能力がめきめき育つ事になりますから、結果的に観察眼は確かなものになっていくのです。
人生経験が一番浅い末っ子長女は、何も考えず無策に勝負や行動をすれば上手く行かない事が多いと理解している事が多々あります。
なので、上の兄弟や親の様子をじっくり見て観察し、どうすれば物事を上手に回す事が出来るのか考えるようになるのです。
上の兄弟たちが乗り越えてきた苦労をすっとばし、上手に物事をこなす方法だけ、エッセンスとして吸収する為、要領が良くなります。
人を見る目があり、そして要領が良いのが末っ子だと言えますね。
3人兄弟であると上と下とで挟まれた兄弟がいらっしゃるかと思います。
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どんな特性なのか見ていく事で兄弟に関する知識が深まりますよ!
まとめ
まとめますと、末っ子長女の特徴は、
- 末っ子長女はわがまま
- 無責任になりがち
- “なにくそ精神”が弱い
- 騙されやすい
- 要領が良い
- 甘えん坊
- 観察眼は確か
と言えますね。
過保護に育ちやすく、人を見て育つ事が多いという特徴があるのが、末っ子長女だと言えますね。
あなたの人生の一助になれば幸いです。