口元を手で隠す人の心理とは一体なんなのでしょうか?

 

それは、「甘えん坊で、誰かに理解されたいと思っている」事でしょう。

実はこの癖は、人間が生きていくために必要な本能部分と強いかかわりがある話なのです。

 

具体的に見ていきましょう。

 

口元に手を置く人の心理とは?

口元に手を置く女の心理とは、他人によく依存するということです。

例えば仕事のできる人、例えば人をまとめられる人、こういった周囲からできる人だという判断を下されるような人でも意外と人に依存してしまうような性格の持ち主であることが多々あるのです。

 

なぜ口元に手を置く人は、他人への依存度が高いといえるのでしょうか?

 

実は唇というものは、赤ちゃんにとって自分の生きていくために必要な母乳をするために必要な器官と言えますよね?

それに成長するにあたっても、結局人間は食べ物と共に入っているわけですから口元に物が当たるというのは生きていくのに必要な物事と強い関わりがあるのです。

 

なので言ってしまえば、唇に手が当たっているだけで相当な安心感を得られるということなのです。

 

例えば、学校で大きなテストなったとしましょう。

そのテストに合格するかそれとも落第してしまうのかで、今後の人生に大きな流れてしまうとするなら、かなり緊張するはずです。

そんな時、口元に手を当てていたとするならその人は、他人によく依存するタイプの人と言えるのかもしれませんね。

 

どうであれ、口元に手を当てるという動作が他人から見てなんとなく弱々しい雰囲気を感じられてしまうのではないでしょうか?

 

慎むべきしぐさと言えますね。

 

口元に手を置く人の特徴

実は嘘を付いている。

口元に手を置く人は実は嘘をついているなんてことがあります。

 

何か人に聞かれてはいけないようなこと、人に見られたらまずいと思うようなことを隠している時に 「何かよからぬことを言ってしまうのではないか?」と、 不安になってつい口元に手がいってしまうわけです。

また、嘘をついているということに対して抱く不安から身を守るために口元に手をやっているなんていう考え方もありますね。

 

普段から虚言癖のある方が、口元に手をやったというのなら結構な確率で嘘をついているのではないでしょうか?

 

口臭が気になっている

匂いというものにトラウマを持っている人は想像以上にたくさんいます。

 

ワキガとか、加齢臭とか色々な臭いがありますが、その中に口臭ももちろん含まれてくるのです。

口の臭いを気にする人は、自分の匂いが気になりますし、他人にどう感じられるかも気になってしまいます。

ですから、口元に手を当てて 、臭いの有無を確認しようとするのです。

 

過去に口臭の事を指摘されたのがトラウマ化しているなんて可能性もありますね。

 

気持ちを隠したい

口という器官は、声を使って相手に情報を届けるための器官ですから、相手に自分の心情や思いといったものが伝わってしまいます。

ところで、自分の思いや本音と言ったものを、他人にばれたくないと思っている人は、自分の本心がばれたくないがために、口元に手を置いてしまうのです。

 

口をふさぐという行為は、 そっくりそのまま気持ちを隠すということに直結してくるわけです。

 

例えばデートの最中、彼氏と会っていなかった時一体どんな行動を取っていたのか?、と言ったことを問い詰めたところ、男性側が口に手を当ててしばらく考え込んだ後に「いや何もしていなかったよ」と、答えようものなら、もしかすると何かを隠している可能性がありますよね。

 

もうちょっと詳しく、相手から話を伺ってみると後ろめたい何かが影に潜んでいるのかもしれません。

 

安らぎを求めている

唇に触れるということは、 生きていくのに必要な食べ物を摂取したり、情報交換をしたり、乳を吸ったり砂に必要な期間です。

なので唇を触ることで、ある種の安心感が湧くのです。

 

もしお仕事などをしていて、 同僚が唇を触っていたとしましょう。

その同僚の方が、甘えたい安心したいと言う不安感を心の奥底に抱えているのかもしれませんね。

 

普通にお仕事をこなせるかもしれませんし、人間関係も普通なのかもしれませんが、内心では甘えたいという思いがどうしても癖として出てしまうのです。

 

親の愛を受けていない環境で育った

親の愛を受けていないような環境で育った子供は、心にずっと不安感を持ち続けて生きていくことが多いです。

その不安感が、口元に手を引っ張っていってしまうのです。

 

もしあなたの近くにいる、母子家庭父子家庭、もしくは円満な夫婦生活を送れなかった家庭の子供が、口元に手をやる仕草をよくやっているのならば、不安な気持ちで心がいっぱいなのでしょう。

そして甘えたいという気持ちで、心がいっぱいなのかもしれませんね。

 

不安という気持ちは大人になる事に、徐々に徐々に緩和されていくものなのですが、 子供の時に親に愛され自信をちゃんと培うことができなかった場合、大人になっても相変わらず恐怖心を抱き続けて生きていくことになります。

 

そうなった時に、癖として口元に手がいってしまうのです。

 

母性に弱い

口元を手で隠す女は、 母性に弱いという傾向があります。

 

母性があるという事は、包み込む包容力、相手を理解する理解力が、非常に前面に出されやすいようなものですから、不安で人に依存しやすい性格の口元に手をやる男性にとっては、絶好の女性になってくるのです。

 

依存心の強い男にとっては、自分の心の隙間を穴埋めしてくれるような、そういう女性だと男は感じるはずです。

 

単にはずかしい事をしてしまった

単に恥ずかしいことをやってしまった時も口元に手置いてしまいます。

 

これはもう心理とかそういう問題ではなくて、自分が生まれとして育ってきた環境の中で培ったもの…例えば親や友人の動きとか、を見た結果自然と口元に手をやる動きが身についていったのです。

 

別の視点から見て考えると、口元に手を置く動作というのは他人に依存したい甘えたいという思いの表れでもありますから、恥ずかしい思いをしたということに対して、誰かに守ってほしいという気持ちが心の奥底で起きているのかもしれませんね。

 

まとめ

口元に手を置く人は、他人に依存したいという思いを心の内側で抱えている事が多いと述べさせていただきました。

 

甘えん坊な性格である事が多い口元を隠す人は、母性や包容力等を見せる事で好意に思ってくれる可能性が上がりますから、優しく当たってみて上げて下さい。

 

きっと良好な人間関係が築けるはずです。