心が苦しくなる最大の原因は、人間関係です。
それは高校生であっても同じで、人間関係は時に苦しい気持ちを巻き起こさせてしまうものなのです。
さて、この記事では苦しい心持ちの高校生の方に心とどうお付き合いをしたらいいのか?について述べていきます。
あなたの心が軽くなる事を祈って。
胸が苦しくなる時は「はけ口を持つ」
心が苦しいと感じる時は、まず手始めに相談窓口を持って悩みを共有してください。
1人でいると、苦しみと1人で孤立して戦わさせられている感じがしますから、精神的に参りやすくなります。
なのでここは、“自分が理解されたという状況”を作る事を優先したほうがいいです。
心の重石をなるべく軽くするところから始めましょう。
そうすれば次の手を打つ時に、冷静で明晰な答えを導き出せるようになります。
相談先としては、まず親に、それがダメなら担任の先生に、それもダメなら他の先生に話を持ち掛けて下さい。
まずは、1人でため込まないという事が重要です。
複数人に理解されるとこんな利点が得られます。
- 第三者の冷静な判断を貰える
- 心の重石が、他者と共有する事でだいぶ軽くなる
ですね。
1人で重圧に耐え忍んでどうにか出来る自信があるのなら、そのままでも戦えますが、そうでないなら相談相手を確保してください。
苦しいという気持ちはきちんと表現する
それともう1つ。
苦しいという気持ちは、押し殺さずに表現してください。
上記で、人に相談してくださいと言った理由の1つはこれです。
感情というのは自然に湧き出てくる川のようなものですから、無理にせき止めるのは本来良くない事なのです。
だから、相談相手を持って苦しいとちゃんと伝える事が大事になって来るのです。
もし出来るのならば、スポーツとか勉学とか、趣味とか、そちらに全力投球してエネルギーを転換し発散させても構いません。
負の感情も良い感情も、”人を動かす原動力”ですから、何れかの形で発散させる事が大事です。
どちらにせよ、ため込むといずれ爆発します。
学校を休む事に罪悪感を持つ必要は無い。学業を積む土台は、健全な心と体だ
学業を積む事は大切な事です。
しかし、健全な体や心が無いうえで、学を身に付けるというのは順序が逆だなと思います。
知識を付ける、能力を付けるという事は今後の人生を生きていくうえで大切な事である事は間違いありません。
しかし、知識を使ったり、能力を発揮したりする人の心身が病んでいては、能力をフルに発揮できないでしょう。
なので、土台部分の健全な心と体を作る事が、まず優先されるべきなのです。
もし、体か心(もしくは両方)ボロボロだと思えるなら、一旦休む事をお勧めいたします。
そして、休んでいる期間を用いて
- 何が心を痛めるのか?
- 自分の考え方は実は思い違いだったのではないか?
- どう物事は考えるべきなのだろうか?
- どんな生活を送ってきていたのか?
- どうすれば健康な体になれるのか?
と、自分の心と体に問題を起こした要因を纏めなおすといいでしょう。
原因が解れば、元の生活に戻った時に同じ問題に当たらなくなります!
高校で会話が出来ない・馴染めないなら、一度冷静に自分を分析する
「会話の問題」「友達を作る問題」
これに引っかかって心苦しい生活をしているかも知れませんね。
多分、1人で居るという事が怖く感じるのでしょう。
そして、周囲の人に自分がどう見られているのか考えると怖くなってしまっているのだと思います。
ただ、安心してください。
実はコレ、思い込みである事が大多数なのです!
自分の事を見つめ直してみましょう。
他の子が1人で居るのを見て、特に変な目で見ようと思いましたか?
そんな事はしないですよね!
他の子もそれと同じで、虐めたいと思う子はまずいません。
あなたも人間ですから、周囲の子も同じ事を考えるものなのです。
だからそこまで不安がる必要はないですから安心してください!
次に、友達の作り方についても少しだけ述べておきます。
友達とは、勝手に出来るものです。
無理矢理作るものではなく、勝手に出来ます。
趣味か、部活か、波長か、いずれか1つでも合えば自然に話が出来るようになるものなのです。
友達を無理に作るというのはおかしな話です。
それを前提に、「他者に対する思いやり」「貢献」「心の広さ」と言った気持ちが乗る事で、より多くの人の心をつかみやすくなるという話なのです。
あくまでも、自然に相性が合うというのが、人間関係の大前提であるという事は理解しておきましょう。
無理は禁物です。
自然でありましょう。
人間関係が嫌に感じるなら、無理な人間関係構築をしていなかったか一度見直す
人間関係が嫌になってきてしまったのなら、一旦人間関係を振り返ると良いでしょう。
「友達を作ろう」「話し相手が必要だ」という気持ちから無理やり人間関係を構築するのはオススメできないのです。
自然な自分を受け入れてくれる友人と、自然に会話するのが最善です。
もしも無理な人間関係を構築してしまっているのなら、自分の気分を優先にして話相手を変えるような路線に舵を切ってみてください。
例えば、話をしていて気分が悪くなるとか、ヒヤヒヤしながら話をする事になっている人がいるのならば、その人との会話は一旦遠ざけるのです。
そして、何となくでいいので「話をしやすい」相手と話をするようにするのです。
もし話しやすい相手が居ないなら、話相手を作らずに1人を謳歌するのも手です。
自分に無理を効かせて人間関係を構築しようとするのは避けるが吉ですから、心に負担の無い人と付き合うようにしましょう。
波長の合う1人を見つけられればそれでOKなのです!
まとめ
高校に行きたくないという気持ちになった時の対処法として、
- 胸が苦しくなる時は「はけ口を持つ」
- 苦しいという気持ちはきちんと表現する
- 学校を休む事に罪悪感を持つ必要は無い。学業を積む土台は、健全な心と体だ
- 高校で会話が出来ない・馴染めないなら、一度冷静に自分を分析する
- 人間関係が嫌に感じるなら、無理な人間関係構築をしていなかったか一度見直す
と言った事をの述べさせていただきました。
あなたの人生の一助になれば幸いです!