「上司にキツい事言われた…」
「仕事でミスしてしまった…」
「何だか成功できそうな気がしない…」
こういった、ちょっとしたことで心がポキッと折れてしまう人がいます。
こういった心の弱い人とは、いったいどんな特徴があるのか?
この記事では、そんな心の弱い人の特徴と解決法について、述べていきたいと思います。
心が弱い人の特徴1:失敗を乗り越えるという事をした事が無い。
失敗を乗り越えるという経験を何度も積み重ねていくと、その程度だ失敗がなんだという気持ちが沸き起こるようになってきます。
失敗することそのものになれてしまっているのでそもそもダメージを受けにくくなってしまっているのです。
心の弱い人というのは失敗した経験があまりありませんなのでちょっとしたことですぐに心にダメージが入ってしまうのです。
義務教育などでも、試行錯誤するという体験をあまりさせないという事も、失敗のダメージを大きくする要因となってしまっていますね。
しかしです、例えばですが、赤ちゃんは何度も立ち上がろうとしては失敗して転んで送り返して、やっとのことで歩く事ができていたはずですよね?
初めて自転車に乗る小学生くらいの子供であっても、何度も何度も倒れながら自転車乗り方をマスターしましたよね?
モノにもよりますが、失敗しまくっても問題が起こらないという物事は数多くあります。
失敗というものに対して極度の恐怖心だとかそういったものを持っている人は、ミスなんて大したことないということを改めて理解する必要がありますね。
失敗を恐れる人へ。
唐突に「失敗を恐れるな何でもやれ」みたいなことを言われて簡単にできる人はいません。
ここは歴史を振り返り、過去に成功を手に入れた偉人たちの伝記でも見てみるというのはいかがでしょうか?
彼らの人生は苦難と失敗の積み重ねがあってその上に成り立っているということが理解できると思います。
エジソンは1万回の失敗をしていると言われていますね?
そう考えると一回や二回のミスや失敗が何だ!という気持ちになりませんか?
心が弱い人の特徴2:人に迷惑をかけない事を信条にしている。
自分が何かでへまをすることで他人に何かの迷惑がかかってしまうと考えている人は心が折れやすくなりますね。
仕事をするにしても作業をするにしても初めて何かをしようと思った時は、どこかで必ず失敗します。
そうなると確かに、上司や先輩達に場所やそこら迷惑がかかってしまうのですが、先輩は先輩で、上司は上司で新人がミスする事は織り込み済みなはずです。
ですが迷惑をかけないということを信条にしている人はそこで起きてしまう小さなミスすら、大きなダメージになってしまうのです。
人に迷惑をかけないことを信条としている人へのアドバイスとして言えることがあります
世の中に入る全ての人間は人に迷惑をかけて生きているということを理解するようにしてください。
考えてみてみましょう。
小さい頃であれば両親に色々な手間をかけさせて自分が育ってきたはずです。学校の先生になんでも教えてもらって勉強というものをしてきたはずです。
小学校中学校高校大学とすすむに当たっても学費は親が面倒を見てくれたはずです。
社会に出たとしても、道路などのインフラから医療から公共施設の運営からあなたが今見ているであろうパソコンやスマートフォンの製造まで、あなたではない誰かがやってくれているはずです。
あなたは誰かに頼ることで生きてます。
人に迷惑を全くかけずに、純粋に1人で生きていくというのは困難なことではないでしょうか?
心が弱い人の特徴3:体も心もボロボロになっている。
人間は体がボロボロであっても心が健全であれば、何か別の方策を考えるだとか工夫をすると言った思考を働かせる余裕が残ります。
心がボロボロであっても体がそれなりに健全であれば、気分転換をするために動くだとか、どっか外食に出かけるとかそういうことができます。
要するに体か心、どちらかが安定していれば、立ち直すチャンスはあるということなのです。
では両方ともボロボロになってしまった場合はどうなるでしょう?
おそらく立て直すことが相当難しくなってしまうと思います。
体も心もボロボロになってしまっているのならまず休みましょう。
責任とか体への負担がかかってしまうような状況からいったん身を切り離すのです。
短期間でもいいから心が体を回復させて何とか自分で自分を立ち直させるような状況を作って行かないことには復帰は難しいでしょう。
だからこそ、出来る限り、仕事や責任から自分を切り離してまず心と体を休めてください。
心が弱い人の特徴4:完璧さを求めてしまう
仕事に完璧さを求めてしまう人は心が弱くなってしまう傾向にありますね。
何かを完成させることにこれは完璧ではないここが間違っているここは改善できるとずっと頭を抱え続けるわけですから、気の休まりところがありませんし、自尊感情がいつまでたっても満たされなくなってしまうのです。
なので、完璧さを取りやめて、ぼちぼちのクオリティで速さを求める路線で物事を進めるのはどうでしょうか?
世の中で成功している人というのは、おもしろいことに7割から8割の完成度で素早くたくさんの物事を完成させていきます。
いわば、全然完璧ではないのです。
8割方あらかた完成させて後からお客さんからのフィードバックを受けて、どんどん改善を入れていくという方針で成功した会社があります。
windows を作った microsoft がそれですね。
もちろん仕事や作業の内容にもよりますができるなら7割から8割の完成度です早く仕上げる路線にする事で、人生に勢いが出てしかも、数をこなす事が出来るので、質も良い物になる傾向があります。
最初から質は求めずに量産から入るのはお勧めですよ!
心が弱い人の特徴5:他人の目が気になってしょうがない
他人の目が気になってしょうがない人は心が弱くなる傾向にありますね。
他人というのは言うほどを自分のことを見てくれている存在ではないのです。
なので他人の目を気にするというのはあまり効率的なことではないのですが、本人は他人の目が気になるような習慣や考えを持ってしまっているせいで、ちょっとしたことをするたびに「相手は自分のことをどう思っているんだろう」と不安に考え込んでしまって、結果的に心が弱くなってしまうのです。
これに関して言えば、他人はあなたが思う以上にあなたのことを見ていないということを理解すると良いです。
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ニュースや生活を通じて色々なものを見てきたと思いますが、他人に意識を向けている時間なんてほんのごくわずかだと思います。
噂話をしている最中や、ニュース番組を見ている最中。それ以外のタイミングでは他人のことなんてあまり考えてないでしょう。
あなたが気にする他人もそんなものです。
心が弱い人の特徴6:思い込みが激しくて、神経質になっている。
他人は自分のことをこうを持っているに違いない!
人からの評価が失われたら自分の価値はなくなってしまう!
これらはただの思い込みです。
一般的に考えればそんなことはないと分かるはずですが、思い込みが激しい人は「相手が自分を悪く評価している」といったことを信じてしまうため、神経質になり心がすり減りその結果心が弱い人になってしまうのです。
思い込みが激しく神経質になってしまっている人はどんな風に克服をすればいいのでしょうか?
それは第三者に自分の思い込みを指摘してもらうことです。
自分で自分を客観的に見るというのはとても難しいことなのですなので第三者の視点や観点からちょっとおかしな部分やずれている部分を指摘してもらうのです。
そうすれば、自分の思い込みの激しかった部分、神経質になってしまっていた部分が分かってくると思います。
心が弱い人の特徴7:マイナス思考に陥っている
マイナス思考に陥ると最終的に心が弱くなります。
ちょっとしたことがある度に、
もしかしてあの人は僕のことを悪く思っているのではないかとか、あの人は僕のことを嫌ってしまっているからあのような行動をとったのではないか?
このように深く考え込んでしまうのです。
マイナス思考であることそのものには何の利点もありません合理的な判断ではないわけですし、その考え方を持った結果自分の心にダメージを与えてしまっているわけですから、何の得にもなっていないですよね?
マイナス思考な人であればそれを克服する方法は簡単です。
まずマイナス思考になってしまった時に、感づくことが大事です。
マイナス思考に感づいて、「自分は今も意識にマイナス思考になろうとしているな」と自分で自分を実況してみるのです。
マイナス思考になった自分に感じることができれば、マイナス思考に流されにくくなります。
何故なら、なんとなく感情に流されているという状態から自分の意思で感情を選ぶという立場になっているからです。
意識的である事dえ、「選べるなら、マイナス思考は選ばない。」と言う思考が出来るようになります。
まとめ
まとめますと、
- 失敗を乗り越えるという事をした事が無い。
- 人に迷惑をかけない事を信条にしている。
- 体も心もボロボロになっている。
- 完璧さを求めてしまう
- 他人の目が気になってしょうがない
- 思い込みが激しくて、神経質になっている。
- マイナス思考に陥っている
ですね。
あなたの人生の一助になれば幸いです。