「昨日まで優しい彼氏だったのにある日突然暴力を振るわれた」
「突然彼氏に殴られた訳も分からないしもう恐怖しかない」
理性的な大人であれば本来女性に手をあげることは許されることではありません。
しかし世の中、一定数女性に手をあげてしまうような男がいるものなのです。
さてここでは、
- そもそもなぜ彼氏が殴りかかってくるのか?
- あなたが彼氏に対して恐怖心を抱いている時の対処法
- 一緒に居続けるべきなのかそれとも別れるべきなのかのヒント
について解説していきます。
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そもそも彼氏に殴られる理由とは?
ではそもそも論としてなぜ彼氏があなたに殴りかかってくるのでしょうか?
彼氏の行動原理を理解することで、分からないことによる不安を軽減することができます。
殴る彼氏の性質1:暴力的な環境で育った
まず最初に挙げられるのが、暴力的な環境で育っているということによる要因でしょう。
これはとても簡単な話で、親が暴力的に子供を育てていたから、子供(つまり彼氏)がそれを見て真似をしてしまっているというただそれだけの話なのです。
お父さんやお母さんにとっては普通の教育という観点からそういう行動をとっていたのかもしれませんが、伝わり方が良くなかったと言い変えることができますね。
少なくとも目の前の彼氏は教育のためという理由ではなくて、自分の感情に流されるがままに暴力を振るっているわけですから、つまり自分の気持ちの整理のために手足が動いてしまっているわけです。
殴る彼氏の性質2:心が成長しきっていない
成長しきっていない彼氏であれば、精神的な不安定さから暴力的な行動に出ることもおかしくはないでしょう。
不安になってしまうようなことがあったり何か問い詰められるようなことがあった時に、暴力を使って解決してしまうというような思考回路が働いてしまうわけです。
「大人であれば暴力的な解決は控えるべきだ」 というような考え方が普通は動くのですが、その彼氏にとってはそれが発動しないのです。
こちらも父親が暴力的とか、母親がいなかったとかそういう不遇な家庭環境が原因で、心が育ちきっていないと言うパターンの彼氏に多かったりします。
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殴る彼氏の性質3:暴力で事の解決を済ませることが多い人生だった
その彼氏の過去を探ってみてください。
暴力的な 人がたくさん集まるようなところで活動していたことはありませんでしたか?
もしそうであるのなら、暴力で事の解決を図ろうとすることがとても多いような人生を送ってきたのかもしれません。
そうであれば彼氏彼女の関係も暴力で解決しようと動いてしまうことでしょう。
殴る彼氏の性質4:脅してでも彼女の心を自分に向かせ続けたい
女性に裏切られてしまうのではないか?
ひとりぼっちにさせられてしまうのではないか?
そのような考え方が頭の片隅によぎったとき、男がとる行動があります。それは暴力です。
殴ったりする暴力的な行動に出ることによって、彼女の心に恐怖心を植え付けて自分にだけ意識を向けさせるようにしようとしてくるわけです。
この手の行動を取ってくる彼氏は大抵恐怖心の中で人間関係を構築してきている人です。
そして自分に自信を持つことができていないタイプの人です。
ほとんどの人間は口では言いませんが、いざという時は一人で生きていくことができると内心思っています。
でもこの手の人はそうは思っていないのです。貴方が居ないと困るのです。
だから心理的な負担を相手にかけさせてでも束縛しようとしてくるわけです。
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彼氏に殴られた時の恐怖心を払拭する方法
さて、 一度でも彼氏に殴られてしまった以上、同じことが起こるのではないかと考えてしまって恐怖心が心の中を渦巻いてしまうことでしょう。
そうであっても、今すぐ別れるわけにもいかないという状況にあり板挟みに合っているかもしれませんね。
そんなあなたに彼氏に対する恐怖心を多少なりとも払拭する方法について述べていきたいと思います。
殴る彼氏の心理を理解しておく
これはもう上記で触れていますが、彼氏はあなたを嫌って暴力を振っている訳ではなく、大抵の場合はその未熟さ故の暴力になってしまっているという事をお伝えしました。
暴力を振われた時は、まず身の安全を確保すべきですが、落ち着いている時は未熟さを思い出してみてください。
原因不明の暴力ほど恐ろしいものはありませんが、相手の本性が癇癪持ちの子供だと理解できれば、少しでも冷静さを取り戻せると思います。
緊急連絡先を用意しておく
まずは一人で悩みを抱え込まないように連絡先を用意すべきです。
24時間叩かれているわけではないでしょうから、連絡する時間を一瞬でも稼ぐことができるかと思います。
その瞬間を使って自分の身の下で何が起こったのかということを、連絡できる人を作っておいてください。
それがお友達でなかったとするのなら、然るべき公共機関に連絡を取れるようにしてください。
とにかく一人で抱え込む状況だけは避けてください。
暴力が起こりかねない今、1人で判断を下して完全に理性的な行動がとれている訳ではないはずです。
だから、第三者を巻き込んで判断を委任しておくわけです。
また相談相手の確保は、あなたの精神力の保全の役にも立ちます。
避難路は確保しておく
彼氏がいざ怒った時同じような攻撃を受けないために、避難場所を用意しておくと良いでしょう。
例えばですが勝手口を開けておくとか、鍵付きの部屋を一つ用意するとか、そういう感じの準備を事前に整えておくということです。
これには当然、近場の実家でも良いですし、友人宅というのもアリです。大抵の場合第三者を巻き込んだ場所に避難されると追ってこれなくなります。
専守防衛一本となりますが、いざという時彼氏から身を守ることができる環境を用意するだけでも不安は減退されるはずです。
心の拠り所としていた彼氏が攻撃的になるのが怖いと感じていたとしてもまず自分の身を守るべきです。
彼氏との関係の硬化や、彼氏の気持ちの忖度よりも、自分の身を守る事の方が優先事項です。
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彼氏に殴られた。それでも一緒に居たいと思う方への彼氏改善策
暴力を振るう彼氏がいた場合、即刻逃げてしまうかあるいは、被害届を出して訴訟を起こして恋愛関係から脱するという道筋をたどる人が多いかと思います。
私ならそうします。
しかしそういう考えを持っている女性ばかりではありません。
暴力を振る部分以外は基本的に優しかったり、後から暴力を振るってきたことを泣いて謝ってきたりして、どのように対応していいのかわからなくなってしまっている女性も多いことでしょう。
中にはそんな状態にもあるにもかかわらず、別れたくないと思っている人もいます。
ここではそういった方の為に、暴力を振るう彼氏と一緒に居続けるためのヒントを提供していきます。
心療内科など然るべき場所に行かせる
自分の心の中だけで彼女に暴力を振るわないでいられるのなら、最初から暴力を振るうことはなかったでしょう。
しかし現実には暴力を振るってしまっているわけですから、何の解決も計らずほったらかしにしてしまったらまた同じように暴力を振るってしまうことでしょう。
もしも、どうする彼氏に自分の行動を治したいと言う自責の念があるのならば、心療内科などにかかって心のケアを行っていくべきです。
別れたくないという気持ちが強いあなたであれば彼氏が自分の悪い癖から脱却する様を応援してあげられるかと思います。
治るまで会う時間を減らす覚悟をしておく
あなたが自分の身を守るための行動の一つとして治るまで会わないという条件をつけてみてはいかがでしょうか?
合わない代わりにこういう条件を相手に提示するのです。
- メールやLINEなどでの連絡が認める。
- 顔合わせは病院など然るべき機関に限定する。
- 病院での治療がある程度進み安定してきたら会う時間を増やすそこで暴力行動を起こさなければ徐々に規制を緩和する。
この3点セットです。
彼氏のことが大事なのはやまやまわかりますが、まずはあなたが自分の身を守るべきなのです。自分を大事にすることができていないのに彼氏を守ってやることは到底できません。
自分が安心できる環境に身を置いてから、彼氏とどう付き合っていくべきかということを改めて考えていくことが大事というわけでもあります。
殴る彼氏とは本来別れるべき
最後の最後にこういう話をつけてしまって申し訳ないのですが、本来なら暴力を振ってくる彼氏とは別れるべきなのです。
特に自責の念がないタイプの暴力を振るう彼氏の場合。コントロールのきかない暴力装置と言い換えることができるタイプの彼氏の場合は即刻別れた方がいいでしょう。
直そうと言ってもおまえの方が悪いとしか思っていませんから、そもそも治すという概念が心にないのです。大前提として自分がおかしいとすら思っていないのです。
本人がいくら自分が正しいと思っていても、それを受けた彼女であるあなたが精神的に負担を受け続けている事実は変わりません。
分の悪すぎる取引になってしまいます。
そういうタイプの彼氏に当たってしまって恐怖の中で生活している女性については勇気を持ってまず家族に相談してください。もし駄目であれば”男友達”か”弁護士”に相談してみてください。
あなたに別れる勇気がないというのならば第三者の手を借りて、別れるような手筈を整えるべきなのです。
おそらくその彼氏は別れた後他の女性を見つけて同じように暴力を振るってしまうことでしょう。
自分が悪くないと思っていますから訴訟されても何が起きても自分を変えることは難しいです。
あなたはその不良債権のような人のために生きる必要はないはずです。
もし暴力的でも付き合い続けたいと思うのなら、彼氏に殴られた理由+恐怖心対策はやっておきましょう。そしてしかる場所で、やれる限りの暴力的な部分の性格改善に努めましょう。
そして、女性を殴っておいて自分は悪くないと思うような男とは別れましょう。
懺悔と更生の気持ちがあるのなら手の施しようがあります。
しかし、「自分は悪くない」と思っている人は、医者を用意しても刑務所を用意しても絶対に変わりません。
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