かまはかけられたら不信感が湧くものです。
それもそのはず、自分が信頼されていないor自分が信用に値しない人だと言われているようなものですからね。
カマをかけられてムスっと来ている方や、カマかけてきた心理を知りたいという方へ…
一体なぜかまかけをやってきたのか?その心理とこころのモヤモヤの解決法について解説していこうと思います。
カマをかけてくる人の心理とは?
ではカマをかけてくる人は何故かまをかけるのでしょうか?
幾つかのパターンで解説していこうと思います。
内向的な弱い精神の持ち主
内向的な人は、自分を直球で表現する能力に欠いています。
挨拶をする時も心にストレスが溜まり、雑談をする時も心にストレスが溜まるという社会的には生きにくい性質があるとも言えるのです。
だから遠まわしな表現で真意を聞き出そうとしたりします。つまりかまをかけます。
直球で聞きにくい事や、変に悪く思われそうだと思ったら、なるべくそのダメージを回避する為に、かまをかける訳です。
真意を悟られなければ、問題になる事はないと本人は思っています。
しかし、実際のとことは話された人側が「かまをかけられていた」と解られてしまうものです。
噂好きの人
井戸端会議で使える面白そうな話題を集めている人が居ます。
この手の人は、つまり情報収集中毒です。
あらゆる手をつかって噂のネタを収集しようとします。
その収集法の1つが、“かまをかける”という訳ですね。
かまはかけられたと解ると悔しさ・不安感・不信感が湧くものです。
直球で質問を飛ばしてこず、姑息な手段で情報を集めようとしている部分に憤りを感じる面もあるのかも知れません。
そういう人に対する対処法は簡単で、そもそもお付き合いしない、余計な事を言わずに済む清廉な生き方を心がけるといった方策を取るのが良いです。
相手は今後も噂話のコレクションを増やそうとしますが、わざわざそれに乗って挙げる義務はないはずです。
相手がこちらに怯えている
こちらに対して不安感を覚えられている場合…相手は気がすくんでしまいます。
そうなったら、直球で質問なんて飛ばしてきません。遠まわしな質問から意図を探って来る…つまりかまをかけてくるわけです。
怯えているかどうか?についてですが、自分と相手の立ち位置を再確認してみると理解できます。
自分が相手の上司であったり、相手の性格上人づきあいが苦手そうであったりしたなら、もしかしてその不安な性質がかまをかける行動を誘発させたのかも知れませんね。
この手の人へは、相手が不安がらない環境を作ってあげると良いでしょう。
相手が不安そうなら、折り菓子の1つでも食べながら雑談するとか、自分の弱点を敢えて話して心の隙を作るとか、食事中に雑談に誘うとか色々な方法で心をリラックスさせてあげられるはずです。
少なくとも、相手の誤解や性格が不本意にそうさせているだけですから同情できる面もあるのは確かです。
絶対に失いたくない何かがある
恋愛感情・金銭的取引・依存する人間関係etc…
こういったものは、絶対に失われてはならないと感じるものです。
そうなった時に、人はかまをかけるという行為に打って出ます。
好きな彼氏に”好き”と言いたいけど付き合いは嫌なんて言われたら一たまりもありません。
大事な取引先に、余計な質問を飛ばして契約がお流れになったら一たまりもありません。
物事が瓦解する恐怖から、ストレートな物言いが出来なくなってしまっている時、人は何も思い切った行動できなくなるのです。
その時、言語面で出てしまう行動こそが「かまをかける」という訳です。
かまをかけられた時の対処法…「相手の信頼を勝ち取るチャンス」と思う
かまをかけて来る時、相手は不信感と不安感をもって話を持ち掛けてきます。
これは逆手にとって考えればチャンスだととらえる事も可能と言えるでしょう。
相手がかまをかけてきた時に、意図を察してそのまま答えてあげる…
かまをかけてきたと気づいた時に、相手は不安を持っている、不信感をどうしても抱いてしまっていると理解しておく…
そう考え、相手の気持ちに沿って上げて心よく理解してあげると、相手の不安感や不信感を少しずつ取り払って上げる事が出来るはずです。
そうして、ある程度信頼関係が構築出来てくれば、最終的にはかまをかけねばならない理由が消滅し、良好な関係となっていくはずです。