鼻を触る仕草をしている人を、友人知人、もしくは恋人関係で、見かけることがあります。

 

一体どのような理由から鼻を触ってしまうのか?その心理とは何なのか?

 

そのしぐさの心理とは、「不安な気持ちを抑える為の行動」だと考えています。

 

詳しく見ていきましょう。

 

何か隠し事をしているか 嘘をついている時などに多い

何かやましいことがあるというとき、後ろめたいことがある時、その自分の気持ちを抑えるため、もしくは、不安な気持ち、自分が相手に非難されるのではないだろうか?と言う懸念から、身を守るために鼻に手を添えるのです。

 

また嘘をつくときは体が興奮しますから、そうなると血行が良くなりますよね。

そうなった時鼻がムズムズして鼻をかんだりとか、鼻をこすったりとかそういう動きをしてしまうのです。

交感神経が活発化しているからこそ鼻がムズムズしていると言えます。

 

本心を見抜かれたくない

本心を見抜かれたくないと思っている人はよく鼻を触ります。

 

鼻を触るというのは自己防衛の表れですから、無意識に自分を守ろうとして鼻を触ってしまうわけです。

 

例えば大好きな彼女とデートしている最中、本心では大好きだと思っていても口頭ではまだ好きだと伝えられない人がいたとしましょう。

そんな彼氏はきっと、彼女に自分が好意を抱いていることを気付かれたくないと思っているのでしょう。

 

そんな時、本心を悟られたらどうしようか…と不安になり鼻に手を当ててしまうわけです。

 

逆に自信がある人の場合、鼻に手を当てるようなことはせずに、自分の思いのたけを相手にぶつけてしまうことでしょう。

自分の気持ちを覆い隠すことなく相手に意見を述べられるのですから、本心を隠すも何もへったくれもないのです。

 

傷つくのを恐れてる

傷つくのを恐れている人も鼻をよく触ります。

 

自分を守るための動きとして鼻を触ると述べさせていただきましたが、これは自己防衛の表れです。

 

認めてもらえなかったらどうしよう、 理解されなかったらどうしよう、という心の中の不安が鼻を触る動作に直結してくるわけです。

 

ですから、家族の間でも、公共の場でも、会社組織の中でも、学校でも、傷つくのを恐れていることを鼻を触るという仕草から見ることができるのです。

 

 

気が弱い人は鼻を良く触る。

気が弱い人はよく鼻を触ります、顔のパーツの中で鼻というのは出っ張っているはずですよね、ですからその鼻を触るということは顔の出っ張った部分を守ると言うニュアンスになります。

 

自分が傷つけられそうだと感じた時人は自分を守ろうとするのです。

その守る為の無意識な動作が、鼻に手を添えるという事なのです。

 

ですから普段の会話の中で鼻に手を置いている人はもしかすると、自分に自信がなくて不安な気持ちを隠すべく鼻に手を当てているのかもしれませんね。

 

目の前の人が鼻に手を添えていたのならば、自信がないと察してあげて、例えばに自信をつけさせるとか、相手の不安を取り除いてあげると言ったことをしてあげると、その人は喜ぶことでしょう。

 

口臭が気になっているなんてパターンもある。

鼻から口元にかけて手を当てている場合、もしかしてその人は、口臭が気になってるかもしれません。

 

物理的に鼻本口元に手を当てておけば、口臭が飛んでいくことはないですよね。

そして、自分の気になる口の臭いを、嗅ぐための意識的な動作である事も往々にしてある訳です。

 

ただあまりにも長いこと、この動きをし続けていた場合、無意識に鼻に手を置き自分の口臭をチェックするようなことをしてしまうなんてこともあります。

 

これは習慣の問題ですから、何が深い心理的な要素が絡んでいるなんてことはありません。

 

深い悩みを抱えている

深い悩みを抱えている時も人は鼻を触ったりします。

 

自分の力ではどうしようもない、何とも解決しようがないような深い悩みを抱えてしまった時、 すごく不安な気持ちになるでしょうし、誰かに守られたいと思うのが人間です。

 

そんな時に、人が鼻を触ります。

 

深い悩みはその人の心を長い時間にわたり傷つけますから、だんだん心が消耗していてしまうのです。

すると精神的な抵抗力のだんだん低下していき、最終的には守りの体制に入ってしまうのです。

 

こうなるとどうなるか?
鼻に手を当てて自分を守ろうと無意識な動きをしてしまうわけです。

 

 

まとめ

鼻を触るというのは、自己防衛の一種であると述べさせていただきました。

 

ですから鼻を触る仕草を見せた時、それが嘘発見器のような動きをしていると 言うことができますよね。
もしも目の前の人に隠し事や、嘘があるのではないかとあなたが思ったのなら、手を鼻元に持って行くかどうかを見ると察しがつくかもしれません。