努力家と聞くとどのような人物を想像されるでしょうか?
堅物・真面目・頭が固い・地味といったイメージを持たれている方が多いと思います。
今回は、その努力家がどのような人なのかという点について、その特徴を述べていこうかと思います。
自然と努力をしてしまっている。
努力家である人と言うのは、何かを強制させられているわけでは無く、自然と行動が努力しているようになってしまうのです。
つまるところ、これは習慣に近いですね。
過去からの積み上げであり、いつもやってきたこととして、習慣的に努力をしてしまうのです。
自然と努力をしてしまう根底部分には、習慣というものが絡んでいる事がしばしばあるのです。
これは、真面目と言い換えられますね。
目標がちゃんと存在しており、その実現に向けて努力を惜しまない。
努力家が努力家である要因の1つは目標がある事ではないでしょうか?
叶えたい夢、絶対欲しい何か、そういったものがありそれに向かって邁進しているように思えるのです。
また、コツコツと自分が成長していく様を感じ取れる事に快感を覚えている方も居ます。
この手の人は、新しい技能、新しい言葉、と言ったものを身に着けて徐々に自分が有能になっていく様を感じ取る事に喜びを感じているのです。
やるべき事はちゃんとこなす。
例えば時間、例えば仕事、例えば目標に達する為の手順etc…
こういったものをちゃんとこなす傾向にありますね。
根底部分に真面目さと言う物があり、その上に努力をするという要素が重なっていると考えています。
そのため信用を得られやすく、また努力も認められやすいので評価も上がりやすい傾向を持ち合わせている問い訳です。
切磋琢磨をする友人として、是非迎え入れたい。
そんな性格だと言えるのではないでしょうか?
何だかんだで充実した人生を送っている。
努力をする事で充実した人生を送れる理由は、その努力をしている時間にそのものから得られる充実感ではないでしょうか?
全力で、必死に、努力をしている時間そのものにも充実感はあります。
自分が持ち合わせている目標でしたり、目指すものがあり、それに向かって努力をする事そのもに対しても充実感が得られているのでは?
と、考えています。
ここからはそんな努力家が陥りやすい短所を述べていきます。
頑張り過ぎて気を病む事もしばしばある。
頑張り屋さんの弱点の1つは、折り合いをつける事があまり上手ではない事だといえますね。
例えば普通な人であれば、「これくらいの仕事でいいか」「完成度8割と言った所だけど、ここらでいったん切り上げますか」と言った感じに折り合いをつける事が可能ですが、頑張り屋さんはそう言った事が苦手な傾向にあります。
一心不乱に、成功・目標に向かってr日田進んでいくのは良いのですが、最終的に自分が望む結果が得られない結果になれば、自分の掲げた当初の目標との間にズレが生じる結果となりますから、最終的にどうなるかと言うと”滅入る気分”になってしまうという事なんです。
ある種の完璧主義を発動させやすいとも、言い換えられます。
このような方に関しては、努力家である事自体は問題ないのですが、自分の特性で苦しい思いをしてしまう傾向にあるので、過度な期待を寄せるより、肩の力を抜くようアドヴバイスをするといいですね。
元が努力家ですから、方の力を抜くように指示しても手抜きをする事は無いでしょう。
出来るものと出来ないものを認識
努力家の型の中には、自分に出来る事と出来ない事の見極めが苦手な方も多々います。
自分に出来る事で、努力をして成果を出すであれば問題無しですが、自分に出来ない事で努力をして挫折なんて事もしばしば起こります。
なにが出来るか、何が出来ない、ないし苦手なのか念頭に置いて、どこに努力を配分するか考えるといいです。
まとめ
努力家たる人物の特徴、いかがだったでしょうか?
改めて纏めると、
- 努力をする習慣が既に身についている。
- やるべきことをちゃんとこなす傾向が特に強い。
- 目標設定がちゃんとされており、その実現へ向けて努力をしている。
- 充実感を得られている人が多い。
という特徴がありますが、その一方で、
- 頑張り過ぎのせいで、気を病む傾向もある
と言えます。
また、努力家は自分がとる「努力」という行動そのものが快感になっている事があります。
また、努力が習慣になっており自分では努力だと感じられていないなんて事もあります。
とてもいい習慣です。
こういった努力家の人間を友人として近くに置いておくと、自分も努力をしようという空気が作られやすくなり、努力が出来る人に近づいていくことになりますので、友人に添えたら良い恩恵を得られます。
こういった方から、良い影響を頂きたい所ですね。