「私、飽き症な性格で、熱意を持って始められるのだけれどもすぐに飽きてしまう…」
「熱しやすいけど冷めやすいんだよね、僕は…」
こんな風に、飽き症な性格が災いして、何も続かないという悩みを持った人は多い事でしょう。
何をやっても長続きしないし、何か始めても「どうせすぐ辞めちゃうんだろうなぁ…」という気持ちが心の中を通過していくかと思います。
この記事では、そんな飽き症をどんな風に治せばいいのか?
と言う事について、述べさせていただいています。
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飽き症の治し方その1:とにかく習慣化させる
飽き症に対する根本的な治し方とは、「兎に角習慣化させる事」です。
とはいえ体育会理論でどうにかする訳ではなく、「負担少なくしっかり習慣化する方法」はちゃんとあるのでご安心ください。
飽き症な人であったも「風呂が飽きた」とか、「歯磨き飽きた」という気持ちになったりしません。
そうならない理由は、習慣化されていて、もはや感情の乱れ抜きでその行動がとれているからです。
なので、飽き症に対する最大の対策方法とは、習慣化させる事だと言えるのです。
なお、飽きる事と習慣化は、トレードオフ(あちら立てれば、こちらが立たぬ)の関係ではありません。
飽きてしまう部類の物事なのか?それとも、もう体にその作業や仕事が板についてしまっているのか?の違いなのです。
なので習慣化は、飽き症かどうかに依らず有効です。
飽き症を改善する習慣化の具体的な方策
「じゃあ具体的にどうやって習慣化させればいいの?」
と思う事でしょう。
具体的には以下の4つからやれるものを採用すると良いですね。
- 他人を巻き込む/宣言する
- ペナルティを策定しておく
- 何故それをやらねばならないのか?を再思考する
- 仕事を3秒で終わる作業として組み込む
- 他人を巻き込む/宣言する
他人を巻き込んだりすると、その人の目が気になって簡単に辞める訳にはいかない…!という状況が作り出されます。
また、他人に「私は●●を達成します!」と宣言すると、同じく簡単にやめられなくなります。
このように、人の目を用いる事で他人の目を気にする心理から行動せざるを得ない環境を整える事が可能です。
- ペナルティを策定しておく
もしもやらなかった時のペナルティを用意するというのはいかがでしょうか?
「あれをやらなきゃあかんのだから、これはやっておかないとな…」
という気持ちになって、簡単に飽きてしまう事を防ぐ事が可能になります。
ただし自分が自分に課すペナルティですから、重すぎるものは辞めておく方が良いでしょう。履行できない可能性が高いです。
それより手軽に痛みを感じられるようなペナルティとすると良いですね。
- おやつ禁止
- 休憩時間無し
- テレビ視聴禁止
etc…
こういう、やっておけば快楽があったはずなのに…という感じになるペナルティにしておきましょう。
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- 何故それをやらねばならないのか?を再思考する
「仕事に飽きた。よし!辞めよう!」
「子育てに疲れた。よし、放置しよう!」
あなたは恐らく簡単にこんな事は出来ないかと思います。
そういう重要な物事を簡単にやめない理由は、「辞めたらどうなるか知っているから」
ここから転じて、辞める訳にはいかない理由を見出す事が出来れば、飽き症でなにかをすぐ諦める癖に流されずに済みます。
- 仕事を3秒で終わる作業として組み込む
習慣化の第一方策は、”とりあえず手に付ける事”です。
だから、とりあえず作業に組み込んでしまえば後は惰性的に物事を進めてしまうのです。
「あれもこれもやらなきゃ…ああ、面倒くさいな…」
で、飽き症が発動してきたのなら、
- 作業を徹底的に分解する
- 1作業を10秒とか3秒で出来るものにする
- 手軽なタイミングに作業の時間を組み込む
これを実行してみてください。
飽き症の治し方その2:過去を見直し、何に興味を持てていたのか考えなおす
飽き症の治し方その2は過去を見つめ直す事による路線転換で、飽き症を発症させない方法です。
この記事を見に来てくれたあなたは、もう長い事人生を生きているはずですよね?(少なくとも、ここの記事を読める読解力を身に付けられる程度には生きてるはずです)
ですから、一度過去に”継続できたもの”は、何だったのか?と、振り返ってみてください。
色々な経験を積み重ねる中で、
- すぐに飽きたもの
- 中々飽きないもの
- 飽きたけど、同じジャンルの中で色々な事に挑戦出来ていたもの
と、色々見つかるはずです。
自分の過去に問い合わせ、色々な物事とのかかわり合いを思い出したら、長続きしたものや、同じジャンルの中で関わり続けられたもの、これらの中から、何に挑戦するか再び考え直してみるのです。
昔の自分が、長い興味を持ててたものが見つかれば、今のあなたが興味を持つ可能性が高いです。
- 自分が小さい頃の興味は何だったか?
自分が小さい頃に、何か興味に持っていた物を見出す事が出来れば、それが適正である可能性が高いです。
何故なら、小さい頃の動きというのは、自分の本音・やりたいと心から思った事、である可能性が高いからです。
例えば小さい頃を見直して、
- アウトドア派か?
- どんな教科が好きだったか?
- 授業中にどんな事して遊んでいたか?
- 休み時間中に何をやっていたのか?
と言った所を見直してみるのです。
例えば、数学の教科書をぼーっと眺めるという変な趣味を思い出せたなら、「数字を取り扱う趣味」に適正や興味を示す可能性が高いです。
なので、そちらの仕事や趣味を持つように、取り計らうと良いでしょう。
例えば、絵を描くのが好きなら、美術関係の路線に何れかの適正があると見えます。
なので、「コーディネート」「お絵かき」「ファッション」と言った路線に適正を示す可能性が高いです。
なので、そちらのセンスを何れかの形で締めせる業界に首を突っ込むといいでしょう。
飽き症なら、自分の得意で好きな科目に首を突っ込み、飽きにくくすればいいという事です。
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飽き症の治し方その3:事前に「飽きる」と予測を立てて対策を練る
事前にこう予測を立てておくのはどうでしょう?
「私は飽きっぽい。だから3日か1週間くらいすると飽きてしまうかも知れないな」
と。
こう予測を立てる事で、今までは
「何となく始めたはいいけど、何となく飽きて、何となく辞めてしまった…」
という事態を避ける思考が回るようになります。
「ここで飽きるかも知れないから、飽きそうになったら自戒の念を込めて飽きないように自分を律そう」
と、考える事が可能になるからです。
そういう思考を事前に回して置き、最初からこの記事で書いてあるような物事を生活に組み込んでおきます。
するとどうなるでしょう?飽き症の治し方が既に練られており飽きがそもそも来ない・飽きが来ても抑えが利く環境で、飽き症な気分を迎える事が出来ます。
飽き症の治し方その4:飽きる飽きないの前に、本当にそれをする価値はあるか考える
心が燃え盛るような恋をしている時に、「飽きた」といって付き合うのを諦める人はいません。
一生を決める大切な面接の前で、「飽きた」という人も居ません。
何故、こういう時に人は飽きたと言わないのか?
それは、「その行動を取った先を見ているから」ではないでしょうか?
恋煩いしている人なら、その人に好かれて、自分が理解される未来を信じて動くはずです。
大切な面接を突破すれば、今後の人生は安泰だと考えて動くはずです。
このように、「未来に来る希望」とか、あるいは「このままにすれば訪れてしまうであろう絶望」と言ったものを深く理解していれば、「飽きた」なんてキーワードを言っているような状況ではなくなるはずです。
さて、飽き症を治す前に少し立ち止まって考えてみてください。
- 「飽きた」で済まされる程度の事を、飽きてきたのか?
- それとも、長い人生の先にある目標を見失って、何となく「飽きた」地と言ってきたのか?
どうでしょうか?
長い目で見て狂おしい程欲しい何かや、絶対避けないといけない何かは見当たりましたか?
それが見つかったなら、これから「飽きさせたくない仕事」と、関連付けて行動してみてください。
飽きただなんて感情が、湧かなくなります。
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飽き症の治し方:総まとめ
飽き症の治し方を纏めますと、
- とにかく習慣化させる
- 過去を見直し、何に興味を持てていたのか考えなおす
- 事前に「飽きる」と予測を立てて対策を練る
- 飽きる飽きないの前に、本当にそれをする価値はあるか考える
ですね。
あなたの人生の一助になれば、幸いです。
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